大好きなおじいちゃんが
昨日亡くなった。

今日から
私は台湾旅行に行くはずで二日間夜中までスーツケースにいろいろ詰め込んで、準備万端で、デジカメの充電も完了して、行きたい場所もチェック済みで。

8月に
おじいちゃんの米寿を親族一同でお祝いした。まだまだ元気で帰る時には玄関口まで見送ってくれた。
その時「最近お腹が張る」
そう言ってみんなから「病院に行きなさい」と口々に言われてた。

思ってもみないことに
おじいちゃんは大腸癌だった。
すぐに手術が行われた。
原付きに乗れなくなるのは嫌だと、肛門部分は残した状態でストーマ造設をした。

88歳のおじいちゃん。

手術ですっかり気落ちしてしまったらしい…。

全部取り除いたはずの癌は短い期間で転移。

1ヶ月くらい前から食欲がなくなって再び入院。


人の命なんてホントにわからない。


数日の命の人が何ヶ月も生きる場合もあるし

かといって

目に見えて悪くなる場合もあるし

この仕事柄
亡くなりそうな患者さんを受け持った時家族の人に
「あとどの位持ちますか?」と聞かれる事が度々ある。


それは誰にも分からない。
神様ではないのだから

今日かもしれないし

明日かもしれない。



人の命の終わりを決めてはいけない。

命が終わるのは

その人に

そういう時が訪れたということだけ。


おじいちゃんにとって
それが昨日だったんだなと思う。


都合のいい言い方だけど

もしこのまま台湾に行っておじいちゃんがその間に亡くなってたら、私はきっとお葬式に行けなかった。


そしたら
多分ずっと後悔するんだろうなと思った



おじいちゃんは

超天然だけど

いつも会いに行くと最高の笑顔で

べらべらしゃべるほうじゃないけど


本当に嬉しそうな顔してくれたな。


そのおじいちゃんの顔が大好きだったな。


台湾にはまた行ける。

明日はおじいちゃんのお通夜。

田舎は寒いらしい。

おじいちゃんの最期の顔を見てお別れをしてこよう。