自分ってすごい!!

と思ったことありますか?





リエは、





小さい頃




けっこう





注目された子供だった。









…と思っていた。








まず、





幼稚園の頃、


運動会で
鼓笛隊の指揮者に選ばれて




そして、



小学生の頃




地区リレーの代表に選ばれ、





夏休みに自由研究で



朝顔の観察日記をし


市で賞をもらった。





まさに



過去の栄光である。





しかし、


いつだったか




実家に帰って母チガコと


その話になった時…




「ホント、よくアンタ、指揮者に選ばれたよね。



あれはね、きっとお姉ちゃんが幼稚園の時鼓笛隊のベルリノに選ばれて、妹のあんたにもできるんじゃないかって期待されてたからなんだろうね。

きっとね、先生も後悔したと思うよ、お母さんむしろヒヤヒヤしたよ。」





自分の娘にこのいいようである。





子供に過度の期待をしない。




素晴らしい教育法。





そういえば




小さい頃から





父にも母にも




変に期待されたことなかったわパー




そして




リレーの選手の代表も



その地区に1年生がいなかったという理由で選ばれただけだし





朝顔の観察は







母の言われるがままだった。



言われるがまま



朝早くに起こされ




言われるがまま




朝顔の花開く様を見た。









私の栄光は




全て







そんなものだ。









そして




過去の栄光では


ないが、






小学校3、4年生の頃



リエは




あさりちゃん


の漫画が大好きで




集めていた。







ある時
期間限定で




あさりちゃんの漫画本の裏表紙に付いているテントウ虫マークを



3つ集めて応募すると



抽選で



あさりちゃんゴールドテレカが当たるという


抽選を行っていた。




めちゃくちゃほしかった!




なけなしのお小遣いで


あさりちゃんを買って




てんとう虫マークを三枚集めて応募した。









忘れた頃、




郵便受けに






当選のお知らせと、




あさりちゃんゴールドテレカが届いた!!!









写真で見るよりも



そのテレカは



神々しい光を放っていた。




まさに、
奇跡!!




1番の宝物となった。








そして




それを


家族に自慢するリエ。





隣で

姉が



「一生分の運使い果たしたね。」




と小バカにしたのは



今でも覚えている。






むっとしながらも






心の片隅で







きっとこれで



一生分の運


使い果たしたんだろうな…。





と妙に納得する





小学生の自分がいた。










確かに


そんな



運を使うような出来事もなかったけれど…。









時は経ち、







リエは

社会人となりました。







社会人3年目




忘年会。





ビンゴ大会があり、




1番はCOACHのバックだった




奇跡的に




誰一人リーチする前に


リエがビンゴとなり




一人勝ち状態で




COACHゲットをした…!!








その時




まっさきに




あさりちゃんのゴールドテレカを思い出した。



姉の



「これで、一生分の運使い果たし果たしたね。」




の言葉と共に…。



ふと、


今でも






リエの人生はアサリチャンのゴールドテレカみたいな


ものなんだろうな…。と思う。