5年前に子供が生まれたことで、ガラッと変わった景色。

育児ってホント大変です。

お手伝い程度のパパでこれだけ大変だから、

ママの大変さときたらもう。。頭が下がります。

かわいいから、ついいっぱい写真も撮ってしまいますし、

そのかわいい写真を使って、Tシャツからスマホケースから、

いろんなアイテムに子供の写真をメインにしたデザインをつくってました。

それがきっかけではじめたのが、今のスマホケースの仕事です。

 

自宅でデザインの仕事をしてることもあって

もともと仕事の合間に子供を使ったデザインをしていたのですが、

そのひとつ、、というかはじめてデザインしたものが

シャーベッツの「Baby Revolution」からイメージした作品でした。

以前、アメブロしていた頃のヘッダーにも使ってました。

 

 

この「Baby Revolution」という曲ですが

最初聞いた時はとにかく驚き、爆笑したのですが、同時に嬉しくもなりました。

「あぁ、ベンジーもこういう詩をかく人になったんだなぁ。。」と。

デビュー...というかその前からブランキーを追いかけてた自分にとって、

あの頃のとがりまくってた詩の世界を考えると、、人間って丸くなるんですねぇ。。

こんな感じでうたがはじまります。

青い空の下をはう3万人のBabyが

裸の生まれたそのまま3万人のBabyが

野を越え山越え谷を越え3万人のBabyが

そのうち半分チュッパを吸ってる人のBabyが

しかし一見牧歌的にも感じるこの曲も、2番あたりから雲行きがあやしくなり、

3番でとうとうベンジーのメッセージが炸裂します。

青い空の下をはう3万人のBabyが

宗教 条約 法律 何のことだかわからない

まもなく戦争地帯だ おかまいなしに進んでく

兵士も戦車もミサイルも みんな拍子抜けしてるよ

3億人のBabyが みんなの憎しみ消してく

みんなの争い消してく

30億のBabyが ひたすらはいはいして行く

危険も省みないで みんなはその姿を見て

きっと心変わるだろう みんな我に返るだろう

このあたりで笑顔から真顔に変わりますね。

そして最後はかわいい赤ちゃんの歌だと思ってたら、

実は反戦ソングだったってことに気づかされます。

僕達何やってるのか 爆弾落として僕達

悲しみつくって僕達 いったい何やってるのか

何のために殺しあうの 何でこんなことしてるの

30億のBabyが ひたすらはいはいして行く

みんなの憎しみ消してくBaby Revolution

5分弱の曲で、映画のように起承転結が描けるって、、

ほんと凄いアーティストですよね。

曲自体はベンジーらしからぬ、楽天的で明るい曲なんですが、

3番の歌詞をきいてると逆にこの明るさが怖くなってきます。

 

この曲の絵本が奈良美智さんイラストで出版されてますね。

図書館にあったので拝見しました。

 

 

ですが、僕が「Baby Revolution」のグラフィックアートを制作したのは

会社をたちあげてすぐ、東日本大震災で仕事量が激減した2011年で、

有り余る時間を使って、この「Baby Revolution」を仕上げました。

 

今考えると震災の時もそうだし、今回のコロナでもそうだけど

時間ができて、何かやろうって思った時は必ず

浅井さん関連のことをはじめている気がします。

 

ブランキーの頃ほど聴いてはいないけど

何かの節目で必ず浅井健一の音楽が聴きたくなる時期ってあるんですよね。

自分の子供の名前も「健」の字をしっかり拝借してるので。。

 

今回紹介したデザインのスマホケースも取り扱った

私が運営するスマホケースのお店も是非ご覧になってください。

 

 オリジナルスマホケースのお店『リーバ』


 

浅井さんの曲をイメージしてデザインしたスマホケースがまだありますので、

次回はそちらをご紹介したいと思います。

では。。