10歳の娘にいつ伝えるか、どう伝えるか考えていた。


私ががんになることもだけど、1週間いないことに対して「えーーーーーーなんで!!?」っていう反応かもしれない。



だけど、テレビのドキュメンタリー番組の「奇跡の一生スペシャル」で日テレのアナウンサーの闘病番組とか熱心に見ていたし、家での祖父祖母の癌の話とかもよくするので、癌についての話はちょっとずつしていた。


検査を受けに何回も病院に通っていることは伝えて、「いつ、結果わかるの??」と気にしてくれていて。


本当は、入院予定日も年末にはわかっていたけれど、実際に伝えたのは年末年始が終わってしばらく経ってから。

(私が平常心でいれるようになってから)


そして、いざ検査の結果を伝えたときの娘の反応は心強かった。

「2人に1人が癌になる時代だからね。手術すれば大丈夫なんでしょ。」

娘なりに励ましてくれたんだと思う。

1週間以上いないことも、「えーー」と言わず、受け入れてくれた。麻酔科のパンフレットや、入院計画をしっかり読み込んでくれている。


入院する前夜、

「ねぇ、ママ。子宮とっちゃったら、私は独りっ子確定だね。」

そんなことをベットのなかでつぶやいていた。


離婚してから、いまのパートナーとの間に2人目を産むことも考えていなかったけど、でも、ちょっと寂しい気持ちが沸いた。


「ママが子宮体がんになったことを本にしたら、さらが表紙の絵を描くよ。一大プロジェクトだね。でも、どうやって売るの?認められないとだめだよね。」

頼もしいや。

おじいちゃんとおばあちゃんとの生活。
シングルマザーだけど、実家暮らしだから、本当に助かっている。ありがたい。