私の息子には重度の知的障害がある


息子の通っている生活介護のイベントで

雑貨の販売会があった


誰かが作ったものではなくて

準備から後片付けまで

どこかの工程で全員が関わっている


どの商品も全員が作ったもの


その考え方がありがたい


重度の知的障害を持つ息子は

手先が不器用だから

1人で商品を作るのは難しい


販売会には

近所の方も来てくれていた


特別支援学校も含めて

障害児者の居場所は

簡単には踏み込めない場所だと

思われることが多い


障害を持つ利用者さんと

直接接する機会を作ってくれた事業所さん


利用者さんも交代でお店番をしていた

息子を気にかけてくれる

先輩利用者さんも一緒だった


私より先に居た

先輩利用者さんのご家族に

息子の手を取って振って

紹介してくれていた


照れくさそうな顔の息子と

嬉しそうに満面の笑みの先輩


お店番だけでなく

友達とのやりとりのような

家では見れない息子を見れて

新鮮だった