今日は、思い出の品って手放すタイミングが難しいし、そもそも手放せないよねという経験を未だにしている

整理収納アドバイザーである私のことを書いてみようと思います。

私は進学や結婚、転勤などで

引っ越しを数多く経験しています

（高校卒業してから16回）

回を重ねるごとに荷造り→荷解きが上手くなり、

今では１日、いや半日あれば今まで通りの生活できるようになりました

２０１４年から

家事代行と収納アドバイザーとして

お仕事をはじめました。

徳富　理恵　です。

今まで

年間のべ３００件、累計２，０００件以上の

ご自宅やオフィスを掃除や片付けで綺麗にしてきました。

このブログでは

お掃除やお片付けで気づいたこと

お役立ち情報

最近のプライベートなこと

過去に経験した壮絶モラハラ体験など

を書いています。

よろしければお付き合いください。

引越しの度に身軽になろうと色々処分してきましたが、思い出の品はやはり捨てられません。

そのひとつがこれです。

使い古したフェイスタオル

汚いからと捨てられてしまいそうなほど使い込んでいます

でも、このタオルはギュッと凝縮された思い出と共にあるんです。

今から２０年程前ですが

私はフェレットを飼っていました。

はじめての子は、目が赤いアルビノという種類の女の子。

一人じゃかわいそうだからと

その後どんどん増えて、最終的には４匹にまで！

子どもには恵まれなかったですが

フェレットたちが代わりとなってたくさんの癒しや幸せな時間をくれました。

先ほどのタオルは

一番最初の子が、晩年ご飯も自力では食べられなくなり体毛もほとんどなくなって

力なく横たわっていた時に寝ていたタオル。

これだけはどうしても捨てられなくて

離婚に向けて別居した時も、忘れずにバックに詰めたのです。

あの子が着ていたお洋服も

散歩で使ったリードも

たくさんあった写真も

気持ちの整理がついたものから段階的に処分したけれど

このタオルだけは捨てられてませんでした。

何でだろう？？

とにかく

タオル１枚と嵩張らず重くもないので

気が済むまで手元に置いてあの子を懐かしみたいのです

これは

そっと心の中で思ってきたことなので、もちろん誰もこのタオルにそんな思いが詰まっているなんて知りません。

だから、もし今

家族が来て汚いからと勝手に捨ててしまったら

私は怒り狂って泣いて責めるでしょうし

またあの子がいなくなった時のように悲しむでしょう

本人以外にはわからない

見た目だけで判断できない物ってあるんですよね。

だから

家族であっても、夫婦であっても、子どもであっても、親であっても

自分の物以外は勝手に捨ててはいけないと思っています

とは言っても

なんでも理由をつけて取っておきたがる方もいらっしゃいますから、

片づけたいのに捨てられない場合、なかなか難しい。

そんな時、私はこんな風にしています

思い出にも

「思い入れの強さ」というか「思いの重さ」もあるので、思いの軽い物から手放す練習をしてみる。

優先順位を決めると、判断がつきやすいのです。

私はこれで少しずつ気持ちの整理がつきました。

究極

思い出は物がなくても心の中にさえあればいいのかもしれませんが。。。

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ペットとの思い出の品って処分が難しい