恐怖のリスク管理
こんにちは
いつも読んで頂きありがとうございます。
前回に引き続きのお話です。
私がごく短期間で退職を決意するまでに追い込まれたストレスの原因。
リスク管理の甘さ、です。
一番怖かったのは、利用者さんの履物でした。
これまでの施設では、寝たきりの方など歩くことができないだけでなく、立つ機会がないような、移乗動作(車イス⇔ベッドの乗り移り)でも床に足をつく程度のレベルの方が履くような、
スリッパに近い靴を全員の方が履いていました
すたすた歩けるような方は一人で、他の方はシルバーカー(押し車)を使用するか介助で歩行または車イスでの移動の方でした。
なのに、皆さん同じ靴を履いてるんです。
私からすればスリッパですけど
その方の状態に合わせて、靴を選ぶというのは当然の事、
と思っていた私には、とにかく怖かった。
それでなくても筋力が弱っていて、足に力が入りにくい状態にもかかわらず、足元が滑る!!わけですから。
実際、介助の様子を見ていても、立ち上がりの際に足がス~ッと滑っていて介助側も大変そうに見えましたし、
この環境で私やるわけ??怖すぎる!!という印象でした。
加えて・・・
介助方法。
歩行介助をする場合、自立レベルの方をただ誘導するという形で在れば、介助者が前に立って手を引いて歩く、というのもありかなとは思います。
但し、転倒リスクがある方の場合は、横か斜め後ろに立つというのが基本かと思います。
それがですねぇ、介助者が・・・
前に立っちゃってたんですよねぇ。
それで、実際利用者さんがへなへなと力が抜けてしまった時、介助の位置取りの悪さで、支えきれなかった・・・という様も目の当たりにしました。
その位置取りでは支えられないでしょうよ、と内心思いました。
とても言えません、まだ数日ですから
でも、自分たちの何がリスクを生んでいるのか?の意識がないんですよね。皆さん、そういうものとして働いているわけで、疑問をもたないわけですから。
こういうことがごろごろありました。
また、次回にします・・・。