施設選び(ショートステイ)
こんにちは
話が前後してしまいますが、
そもそもショートステイ自体、いろんな種類があるのに
どうやって選ぶか?というところ、お話していませんでした
お試し前に、ケアマネからこういうところがあるよ~と
説明があると思いますが、
経験値的に思うのは、
退院後間もない、
まだまだ体力がありリハビリを少しでも受けたい、
限度額的にもそれなりに余裕がある(ギリギリではない)、
医療的な要素がある(吸引・床ずれがあるなど)、
など、上記のような場合は、
リハビリ・医療要素のある
ショートステイ(短期入所療養介護(老健など))が良いかと思います。
ただ、こちらは1回の単価が高い(他サービスとの比較)ので、リハビリは通所でできる、など代替方法がある方で、医療要素のない方は、上記以外のショートステイの方が
安くて良いかと思います。
特に、特養(特別養護老人ホーム)のショートステイは、
送迎時間なども配慮してくれるところもありますし、
ケアマネとしてはお勧めかなと思います。
まあ、リハビリはないので、普通に体操とか、そんな感じがメインとなりますが、・・・。
また、
長~い目で見ると、最期の最期まで自宅での介護は難しいかも?
例えば、今は歩けているからいいけれど、歩けなくなったら
住環境からして在宅生活の継続は難しい・・・ということが見越されるなど、現状では介護負担の軽減が主たる理由である場合には、
今のうちから、将来入居するかもしれない?という前提で
特養のショートを使い、本人も家族も施設側も慣れておく、
というのは良いかと思います。
ですので、私は将来のことを見据えた形で、施設選びをしましょう、と話をしていました。
今は、まだ若いし、リハビリをしっかりして!!というので
あれば、ショート中もリハビリを予定に入れてもらい、
老健のショートを使う形で良いと思います。
ただ、ことリハビリについて言うと、
通所リハビリ(リハビリのある通所)は、
一部の期間は別途リハビリ代として料金が発生しますが、
その期間を過ぎると基本単価に含まれる(まるめ)の形に
なります。
しかし、老健でのショートステイのリハビリ代は1回いくらという単価設定で、介護保険内とはいえ、
ず~っとリハビリ代が基本単価以外に
別途発生します(介護保険内なので負担は1~3割)。
そのため、介護保険上に乗ってくる単価として、
含まれるため限度額(介護度ごとに設定されている範囲)
ギリギリでサービスを組んでいる方には、負担が大きい、
却って他のサービス利用をした方が回数を多く使えるということになります。
そのあたりは、担当のケアマネさんに相談すると良いと思いますが、一般的にはショートの時どこを選ぶか?というと
こんな感じかと思います。
通所リハとショートステイ(リハあり)の併用とする場合の
利点もあります。
そのあたりは、次回お伝えしますね。