#197 施設選びの基本(ショート②) | Rie's messages

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初心者の頃から、家族、介護士、ケアマネとしての、介護の体験談をエピソードを交えて書いています。何を見てどう判断しているかなど、ヒントになればと思い書き始めました。

 

 施設選び(ショートステイ)

 

こんにちはニコニコ

 

話が前後してしまいますが、

そもそもショートステイ自体、いろんな種類があるのに

どうやって選ぶか?というところ、お話していませんでした口笛

 

お試し前に、ケアマネからこういうところがあるよ~と

説明があると思いますが、

 

経験値的に思うのは、

退院後間もない、

まだまだ体力がありリハビリを少しでも受けたい、

限度額的にもそれなりに余裕がある(ギリギリではない)、

医療的な要素がある(吸引・床ずれがあるなど)、

 

など、上記のような場合は、

リハビリ・医療要素のある

ショートステイ(短期入所療養介護(老健など))が良いかと思います。

 

ただ、こちらは1回の単価が高い(他サービスとの比較)ので、リハビリは通所でできる、など代替方法がある方で、医療要素のない方は、上記以外のショートステイの方が

安くて良いかと思います。

 

特に、特養(特別養護老人ホーム)のショートステイは、

送迎時間なども配慮してくれるところもありますし、

ケアマネとしてはお勧めかなと思います。

 

まあ、リハビリはないので、普通に体操とか、そんな感じがメインとなりますが、・・・。

 

また、

長~い目で見ると、最期の最期まで自宅での介護は難しいかも?

 

例えば、今は歩けているからいいけれど、歩けなくなったら

住環境からして在宅生活の継続は難しい・・・ということが見越されるなど、現状では介護負担の軽減が主たる理由である場合には、

 

今のうちから、将来入居するかもしれない?という前提で

特養のショートを使い、本人も家族も施設側も慣れておく、

というのは良いかと思います。

 

ですので、私は将来のことを見据えた形で、施設選びをしましょう、と話をしていました。

 

今は、まだ若いし、リハビリをしっかりして!!というので

あれば、ショート中もリハビリを予定に入れてもらい、

老健のショートを使う形で良いと思います。

 

ただ、ことリハビリについて言うと、

通所リハビリ(リハビリのある通所)は、

一部の期間は別途リハビリ代として料金が発生しますが、

その期間を過ぎると基本単価に含まれる(まるめ)の形に

なります。

 

しかし、老健でのショートステイのリハビリ代は1回いくらという単価設定で、介護保険内とはいえ、

ず~っとリハビリ代が基本単価以外に

別途発生します(介護保険内なので負担は1~3割)。

 

そのため、介護保険上に乗ってくる単価として、

含まれるため限度額(介護度ごとに設定されている範囲)

ギリギリでサービスを組んでいる方には、負担が大きい、

却って他のサービス利用をした方が回数を多く使えるということになります。

 

そのあたりは、担当のケアマネさんに相談すると良いと思いますが、一般的にはショートの時どこを選ぶか?というと

こんな感じかと思います。

 

通所リハとショートステイ(リハあり)の併用とする場合の

利点もあります。

そのあたりは、次回お伝えしますね。