虫問題
こんにちは
私の住む地域は、冬も全く雪が降らない場所でして、とても暖かい地方なんですが、少しずつ夏の暑さが和らいできたのを感じる今日この頃です。
そんな中、先日・・・
私の大の苦手、恐怖でしかない〇キ〇リが自宅内でヨタヨタ歩いているのを
発見しました
05:30頃でした。冷や汗ダックダク
殺虫剤が滴り手が濡れるくらいの勢いで、シューっとし、何とか仕留めました。
ただ、苦手な方はわかると思いますが、その後の処理が・・・もう無理!!
ここで更に冷や汗をかきながら、なんとか重ねたキッチンペーパー越しに掴みそぉ~っとビニール袋に入れ、ぎゅっと縛りゴミ箱へ
本当は、外に出したかった・・・存在も嫌なので
毎年、春~秋はビクビクしながら過ごしてます
田舎に住んでれば、虫なんて慣れるでしょう?と思われる方もいるかもしれません。
慣れている人ももちろんいます。
女性でも平気でバシバシ叩く人もいますし、職場にはなんと、ヤツを素手で捕まえる荒業に出る人もいると聞きます(←実際目の当たりにしたことはありません)
そんな田舎の施設では、もちろんヤツは現れます。
利用者さんがらみのエピソードをいくつか思い出したので、今回はそのお話です。
まずは、軽い?物から
夜勤をしていますと、夜間巡視でお部屋を回ります。
そして、その際オムツ交換をしたり、体位交換(寝がえり)の介助をしたりします。
ある夜、体位交換のため、利用者さんに声をかけました。
「〇〇さん、寝てるところごめんなさい」
すると、「はい」と返事をして下さいました。
そして、私が介助のために更に近づくと・・・
な、なんとベッド柵をヤツが伝って歩いていました
ぞっとした私は、
「え~っと、ごめんなさい。なんでもありません。失礼します」と
その部屋をそ~っと出ました。
そして、一目散に部屋を出て、もう一人のスタッフに伝えると、
彼女も「無理~!!」と。丁度、その方がその部屋の巡視の最後の方でしたので、
次の巡視を彼女だけ早めに行うことにして、
1回体位交換・・・パスしました(←もちろん、本当はだめですけどね)
その部屋の利用者さんの中で、家族からの差し入れの食べ物のごみを捨てる人がいまして、出現率の高い部屋でした。
また、別のある日・・・
トイレ介助をしていまして、利用者さんの介助をし、便座に座ってもらった後に、気付きました。足元にヤツがいました
内心は「ギャ~!!」と叫びたい気分ですが、仕事中ですので、
「では、ゆっくり座ってして下さいね。終わったらボタンを押して下さい」と震える声で伝え、「わかりました」の返事をもらってから、
猛ダッシュ!! 他の職員に伝え、退治してもらいました。
虫嫌いの私は、ビクビクしているからか視野が広いようで、すぐに見つけてしまうんですよね
最後に、
私が介護の駆け出しだったころ、ある夜勤の日に利用者さんを居室にお連れした際、
居室の真ん中を横切るように歩くヤツがおりまして・・・。
「〇キ〇リがいる!!あ~、私無理。怖くて入れない・・・」と、
私が言うと・・・
既にその部屋にいた、シルバーカーを押して歩く90代のおばあさんが、「どこにいるの?」と近づいてきました。
「そこ、そこです!!」と言うと。
:「ああ、これね。こんなの怖がっちゃって~!!」と、なんと足で踏んで退治しようとしてくれたんです
「この!この!!」と言いながら、バンバン床を踏みながら追いかけてくれました。
が、・・・・
なにせ、90代ですし・・・
まあ、かなり動きの良い方でしたが、
ヤツの動きに対しては、スローなわけで
その場で地団駄踏んでるかのようなおばあさんをしり目に、ヤツはサ~ッと逃げていきました。
おばあさんはかなり悔しそうで、
「う~ん、逃げられたか!!」と言っていましたが、
そりゃあなた、どんな虫でも逃げれるよ、その遅さじゃ!!と思いました
お気持ちは有難く嬉しかったんですが、逆に笑っちゃいました
私:「〇〇さん、ありがとう!!、他の人呼んできて退治してもらいます」と伝え、
一旦部屋を出まして、先輩のおばさん介護職に退治してもらいました。
その後は、皆でおばあさんの武勇伝(退治してくれようとバンバン床を踏んでたこと)を話し、爆笑したことを覚えています。そのおばあさんもゲラゲラ笑っていました。
今思い出しても、スローモーションのように地団駄を踏む、おばあさんの姿が思い出されます
あ~、楽しかったなぁ・・・あの頃は・・・