“宙ごはん”を読んで
こんばんは![]()
不定期投稿ですが、お読みいただきありがとうございます。
相変わらず気分転換に読書を続けています。
今回は、町田その子さん著”宙ごはん”についてです。
ここのところ、月に2~3冊は読んでいます。
宙ごはんは、様々な人の心の強さや弱さが描写されていて、3日ほどで読みました。
読み終えての感想。
人という生き物は強く、しなやかで、そして、弱く、脆い。
だからこそ、他の人と繋がり支えあいながら生きていくものだと。
この感覚、”人間って強くて美しい!”っていつ思ったんだっけ?結構最近感じたことがあったはず…と思い返したところ、思い当たりました。
9月だったか10月だったか?
吉岡純子さん主催の”Feelful ceremony"に行った時だ!と思い出しました。抽選でラッキーにも当選しまして、参加費無料のそのイベントに参加しました。
感情を深く味わう、という主旨だったかと思います。
当選した人、何人くらいいたでしょう?50人とか?もっといたような気もしますが、大人の男女が、感情をすさまじく表出するわけです。
恥ずかしいとか思わずに、とにかく心の中にある感情を吐き出せ!というものでした。
私は、もともと理性が強いので、
「そんなこと言われましても・・・」と思っていましたが、周りを見ると、凄まじい勢いで怒っている人、泣き叫んでいる人、なんというか戦時中なのかと思うような、断末魔の叫びとはこういうものなのか?!とびっくりするような情景でした。
ただ、それをなんとなく見つめていると、
あぁ、世の中にはこれだけの人が辛さに耐えて過ごしているのか、人間の強さってすごい、人間ってなんて美しい、素晴らしい生き物なんだ・・・と感じました。
そして、”宙ごはん”は、その時の感覚を蘇らせるものでした。
小学生の子、40代の女性、60代の女性、様々な年代や性別の人間の心のうちが見て取れて、葛藤しながら、戦いながら、少しずつ強く柔軟性を身に着けていく、そんな様がじわ~っと伝わってきて涙がでました。
特に、なかなか本音を言えず、ずっと我慢しながら過ごしている主人公の宙ちゃんの様子は、自分に重なる部分もあり、私なんかよりこの子の方がよっぽど大変なのに耐え抜いてるし、自分の中で咀嚼してる。感心したり励ましたくなったり、いろんな思いを味わいました。
本って本当にすごい威力を持ってるなぁと改めて思いました。
今回初めて町田さんの本を読み、早速他の本も借りてきました。
日々の生活の中では味わえない感情、とっくに忘れていた感覚、本はドラマとはまた違い、じわじわと湧き上がってくる感じが嬉しくも辛くもあり、なんというか「生きてるなぁ」と感じさせてくれます![]()
私の最近のお気に入りは毎回ほっこりする青山美智子さんの本ですが、また違った感覚を味わえて、濃い読書の時間を過ごせたなと思っています。