五合目に着き、我慢していた冷たーい飲み物を自販機にて購入。
確か300円だったかな?
トイレもここまでくれば無料でございます。
トイレに行き、行きに利用させてもらったプレハブ小屋の裏にて
シューズにごっそり入った砂を抜いて靴下を履き替え、ワセリンを塗りなおします。
ふと
(去年に比べてタイムってどうなんだろ?)
と気になり。
お鉢もしなかったし、宝永山を通るコースも去年と一緒だし、なんなら今年のほうが頑張って走った気もするからどんだけ稼げた?くらい思っていたのです。
そもそもタイムをきちんと計画していないズボラさ…
「え??去年より40分も遅いんだけど。」
と夫が衝撃の告白。
「へ???」
のんびりと腰かけて休んでる場合じゃない!
と慌ててスタート準備。
「ここからの下りは休みなしで一気に下るから。
キロ6分は超えないように。」
とのお達し。
そして夫は見えなくなりました。
私も必死に走るものの、下りだけどキツイ…
途中
(あの電信柱までちょっとだけ歩いたらまた走ろう。)
と目標を決める。
料金所はまだ?
まだ?まだ??まだ???
この12キロが果てしなく長い。
料金所まではまだ気温が低いのが救いです。
そしてようやく料金所が見えて。
そこを越えると毎年バイキンマンさんエイドがあって。
今年はどうかな~と思っていたら
開設してくれていました(´;ω;`)
有難や~
ここで冷たいソルティライチとプリンを頂きました。
このプリンがめちゃくちゃ美味しかったです。
ご馳走様でした。
ここから西臼塚のエイドまで更に3.5キロ。
もちろん歩くのが許されるわけもなく走ります。
エイド到着が11時20分。
「おかえりー。」
と明るく迎えてもらいます。
ぽっちー隊長のお姿も。
確かコーラとおかゆを少しだけ頂きました。
我ながらここまで少補給でよく進めているな…と思う。
エイドには萩田さんがいて。
「お、ご夫婦の○○さんだよね。頑張ってー。
ここを12時に出れば何とかなるから!」
と。
その言葉に
あーよかった~
とホッとしたのですが、萩田さんは18時スタートの想定でそう声をかけてくれたわけで。
我らのスタート時間は
16時20分…
夫が
「ちょっと厳しいかもね。
まあダメでも時間外完走を目指そうよ。」
と。
……
え??いやぁ~~~~~
時間内に完走したいー泣
「ファミマに13時に着けばなんとかなる。」
1時間半で12キロくらい?
行けんじゃない?
と。
出ましたわたくしの根拠のない自信発言。
諦めるのはまだ早い!
トップガンのところでは私達より遅いスタートのイシイさんが水被り中。
お鉢もやって御朱印も全部貰ったとのこと。
どんだけ凄いんだ。
「間に合わないかもしれない~泣」
と訴えると
「頑張って!!!」
とエールを頂きました。
自販機で冷たいアイスコーヒーを飲んで気合注入。
もう行くしかない!
少しすると前にとぼとぼ歩くナガイモ先生のお姿が。
おお~
ナガイモ先生、行きは終始調子が良かったのでもう一生会えないと思ってたのに嬉しい。
追いつくと
「おぉ~俺はもうダメだ。頑張って」
と。
いやいや
間に合わないかもしれないけど頑張ろうよ~
と声を掛けました。
(その後ナガイモさんは激暑街中20キロをノンストップで走り2分前にゴール。
あの状況からの立て直し、ホントに凄すぎる)
コンビニに寄る時間はもうない
と涙の宣告を受ける。
その代わり走れる夫に頼んでアイスや冷たい飲み物を購入して来て貰いました。
私はその間も必死に歩く。そして一瞬走る。
でもここでわたくしの必殺パワーウオークの出番。
歩きのペースでもキロ10分は超えないのでなんと先が見えてきて。
行けるかもしれない
ようやくそう思えたのは浅間神社まで戻って来た辺り。
下界の温度は湿度共にもちろん高かったけど、例年よりは雲が多く。
それに助けられました。
ラスト5キロは何となく一緒になったスタート時間がほぼ一緒のランナーお二人と4人で前に進んでいました。
標識に
「田子の浦漁港」
と見えた時の安堵感。
ですがそこから進まない距離感。
歩くと1キロってホントに長い。
そして、みなと公園までのラストの直線も長すぎて。
本当に疲れた。
16時を回ったころ。
制限時間14分前のゴール。
昨年は45分前のゴールだったので…
やっぱり今年のほうがキツかったな。
そんなこんなのゼロ富士2022年レポ
以上で終了でございます。
まだまだ暑い日が続いております。
暫くはゆっくりちんたらしたいと思っています。
おしまい。