気持ちが落ち着いて御縁があったら、そのうち自然な流れを待って、いずれまた猫は飼いたいとは何となく思ってしましたが、直ぐに新しい猫を飼おうなんて気が起きるハズもなく、落ち込んでばかりもいられないので、人見知りで家族以外はほとんどダメだったマハロがいた時は出来なかった旅行をしたり、家族四人(夫は単身赴任中だから週末だけだけど)の暮らしを、しばらくは楽しもうと思ってました。
 
 
しかし猫は大好きでも、タイミング的に全然飼う気がなかったのに、猫の方から押し掛け女房のように、ウチにやってきてしまいました…。
愛猫マハロの壮絶な死から、たった2週間しか経ってない先週水曜日の出来事です。
 
 
朝から、猫の鳴き声が30分以上聞こえるので、窓から見てみると…自宅居間の外にあるウッドデッキに1匹の猫がいました。
こちらの姿を見ると逃げるどころか、家の中に入れてくれみたいな反応…(※初対面です)。
 
 
このあたりは野良猫も多い地域ですが、車の通りも少ない田舎で放し飼いの猫も多く見分けが付きづらいのですが、どちらにしても向こうから一方的にこんなに近づいてくる猫は初めてでした。
庭に出入りする猫は、今まで沢山いましたが、近寄ったら普通は逃げます。
エサとかも与えたりしないから、懐くこともなく…。
 
 
なのに、この猫は最初からまるで自宅に帰ってきた猫が中に入れてくれ~!みたいな反応でー。
 
 
マハロが日向ぼっこするのが好きだったウッドデッキでくつろいでるし、最初はもしかしたら、マハロが野良猫の身体を一時的にちょっと借りて、最後のお別れに来てくれたのかな…みたいな気もしたから、無視するのも辛くて切なくて複雑な気持ちでした。
娘もかなり複雑な気持ちだったようだけど、居ついちゃったら困るから絶対にかまっちゃダメと言ってて、私も気になるけど掃除をしたりして、気を紛らわせてました。
しかし、カーテン越しでもうっすら見えてしまう猫の影&鳴き声…。
 
 
今は新しい猫を迎え入れる心の準備と余裕がないし、お腹でも減ってるのかと思いましたが、心を鬼にしてカーテンを閉めて、無視。
が、全然どこにも行かず、なぜかウッドデッキの窓の前にチョコンと座ったまま…。
1時間経っている…。
しばらくして、いなくなったと思ったら、庭の植木鉢に溜まった雨水を飲んでたり…やっぱり庭にいる…。
そして、基本定位置に戻ってくる…。
カーテンを開けてしまったら、家に入れてくれという感じで両足を窓に付けてシャカシャカ!
16時を過ぎても…まだいる…。
しかも、結構ずっとニャーニャー泣き続けていました。
よく声が枯れないな~っていうくらい…。
 
 
子供達の話しによると、数日前から夜中にニャーニャー泣いてる声が聞こえてて、多分この猫だったっぽい…(私の寝室だと場所的に聞こえず)。
 
 
新しい猫を受け入れる気は当初全くなかったけど…マハロが自宅の庭に侵入してきた大型犬4頭に襲われて死んでしまった悲しい経緯があるので、この猫にもしものことがあったらと考えたら、とりあえず保護するしかないと思い…見た目の汚さ(毛が絡まってる、獣臭がする、ノミがいる、顔がグシャグシャ)等から、飼い猫ではなさそうだったので、飼うか譲渡に出すかは後で考えることにして、保護することにしました。
 
 
↓最初の写真も含めて、保護前に窓越しに撮ったものです
 
娘も猫好きだけど、やはりマハロの死からそう経ってないし、最初は絶対にダメと言ってたんだけど、猫が必死に家に入れてくれ~って仕草をするものだから、根負け。
娘の部屋にもニャーニャー鳴き続ける声も聞こえ続けてたようでー。
 
 
まだまだマハロとの思い出に浸っていたかった時期ですが、思いもよらず保護する流れとなってしまった新ニャンコと複雑な心境のままで、突然新しい生活が始まってしまいました…。
3か月後くらいだったら、スンナリ受け入れられたと思うのですがー。
 
 
名前はまだ無いので、ニャンコさんと呼んでます。
身体が小さめだったので、まだ成猫じゃないのかと思ったのですが、動物病院の先生の話だと痩せてただけみたいで、2~3歳かもと。
 
 
《続く》
 
 
 

 

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