こちらの魔女さんは浄化にはとにかくハーブまたはハーブを漬けた
オイルを使います。
ハーブはお台所にあるものでたいていは大丈夫です。
「キッチン・ウィッチ」という「お台所のハーブを使った魔女」
のタイトル本がベストセラーになりましたが、
いわゆる「魔女=Wicca モダンな魔女」と呼ばれる人たちは
だいたいは奇妙な団体には属せず、
ひとりでハーブの効能などが書かれている本と睨めっこしつつ、
自分や家族の身の安全を守る小さな儀式をしているのです。
「自分の不安や負の感情を取り除くために儀式をして
楽しんでいるのよ」程度の人が多いです。
しかし、ハーブやドライフラワーにはハマる人も多く、
しかも、「ウイッチ・クラフト」と呼ぶように
「クラフト=作る作業」が多くなります。
このようなことから、いわゆる「自称魔女さん」には
アーティストが多いのでしょう。
お料理も彼らにとっては「魔法」のひとつなのです。
どのハーブがどの惑星に属するか?
薬効は?
魔除けには?
願望達成には?
そんなことを勉強しながら、
自分の心をワクワクさせているわけです。
では、家庭にあるハーブやエッセンシャルオイルで手近なものを
挙げてみます。
浄化には胡椒、クローブ、ラベンダー、ローズマリーなどの他
もちろん、「お塩」が役立ちますね。
それほど、神経質に材料を揃える必要はないと私は思います。
大事なのは自分の心が「とらわれすぎて、不安になったりしないこと」。
浄化し終えたら、「完了」したと満足すること。
何回も占いでカードを引くのと同じように、
神経質になればなるほどエネルギーを消耗してしまい、
逆効果になります。
「完了」したらあと戻りしない。
気に病まない、というのが儀式のお約束なんです。