混沌を秩序へ。

激情を鎮め、極端に走らず

心に調和とバランスを。

周りの興奮から

少し距離を置くこと。

客観性を常に意識して

自分を俯瞰から眺める。


今のような混沌が支配する

世の中では上のことが大切だと

私は思います。


偏った思考に自分が傾かない。

感情というまやかしの自我に

心を侵されない。

そのようなことにより、

自分の内なる平和を見いだす。

この訓練は生涯続きます。

困難ですが、

努力して自分を守らなくては

ならないですね?


さて、私が大切にしているのは

古代エジプトの智慧、

『死者の書』の一部にある、

正義と真理と宇宙の秩序の

女神マアトの法と呼ばれる

部分の42の法です。


下のような小冊子が出ており、

子ども用もあるのですが

要は死後の世界でマアト神に

裁かれる(と信じていた)時に

質問される内容を倫理観の確認と

して、『これをしない』などと

現在・未来形で書き直された

ものなんですね。



下はいくつかの例です。

中には【家畜を盗まない】などの

昔の感覚でのタブーが出てきますが

余白の部分に自分なりの解釈を

書き加えてみたりすれば

良いのではないでしょうか?









混沌とした今の世を乗り切る

ためには、

まずは自分の内なる小宇宙に

秩序と調和を与えてあげる

ことが必要でしょう。


偏った思考を持つ情報に

注意して、

バランスを欠いた意見には

違和感を感じるという

「正しい感性」

を養うことが大切です。


その意見・情報は

【闇】からのものか?

【光】から来たものか?


私はたびたび、セッションで

何度も同じ質問をされる方に

こう訊ねます。

『その質問は不安という幻想から

来たものですか?

それとも、具体的に現在、

何か起こっていることへの

対処法についてでしょうか?』

たいていは前者なので、

お客様は失笑され、

ふたりで大笑いして終わります。

ほらね、感情に操られちゃったわねー!

と。

人間ですからあたりまえです。

感情がなくなったら、

モチベーションもなくなるでしょう。

ただ、負の感情は光からのものでは

ないことに気づけば、

私たちはもう少しラクに

生きられますね。


自戒を込めてこの文章を

書いています。

なかなかできない私です。




キーワードは【光】でした。