長らく寒い日々が続いていたパリ、そしてその近郊ですが、
今日はようやく春らしい晴天に恵まれました。

フランスではメーデーにはすずらんのブーケを人に贈る習慣があります。
そして、おもしろいのは、誰でもが許可なく、市場から仕入れたすずらんを
路上で販売することができるのです。

ランブイエの街もすずらんを持つ人たちで溢れていました。




こんな感じで子供たちや学生たち、老若男女に至るまでが、
すずらん売りに変身します。
労働の日、ということもあり、日本でいうところの「勤労感謝の日を祝う」
という精神からだそうです。



私も小さなブーケを1束、買わせていただきました。
夫への感謝の気持ちを表すためにー。
彼への小さな贈り物です。

そして、私の大好きなケルト文化圏である、フランスのブルターニュ地方では
アイルランドや一部英国のケルト語族の人々がキリスト教以前に信仰していた
神話の神様、ベルタイン女神の日としてお祝いするのが今日なのです。
(イヴである昨夜に火を焚いて、陰陽の「陽」の季節に入った喜びと、
癒しの女神である Beltaine に感謝と祈りを捧げるのでした。


初夏を告げる癒しの女神 Beltaine
 
日本に帰国する直前からヘルニアの腰痛に悩まされていた私。
一度はよくなったのですが、三月の初めに再発して以来、
悪天候も重なって、ほとんど外出しなかった日々が続きましたが、
ヨガの腰痛によいアサナを友人に教えてもらったり、
呼吸法でインナーマッスルをつくる!といった本を読んだりしつつ、
女神ベルタインのおかげもあってか、今日ようやく
一時間半ほどお散歩ができるまでに回復いたしました。

う~む、それともこの治癒力はマーサさんのヒーリングの賜物 & イタリアに住む、
25年来の友人であり、ローマではアパートメントをシェアしていた恩人の
日本女性がある教会にてフランチェスコ法皇様が必ず祈りを捧げるという
マリア像に私の治癒を祈ってくれていたおかげもあるかと思います。
感謝、感謝です❤️

おかげさまで今日一日でたくさんのお花に出会えましたので、
ここで、皆さんにもちょっとした「御福分け」をさせていただきたく、
写真に収めました。
ありふれたお花がほとんどなのですが、なんともその色が美しくて
初夏の訪れをも感じました。

以下、ランブイエの街の花壇とランブイエ城(現在修復中)の庭園の花々です。











そして、本日の「歩けたよ~」の桃子との記念写真。 





大好きな季節の到来です。

日本の皆様、特に熊本、大分の被災者の皆様のお心の平安とご健康をお祈り
申し上げます。