皆さんがおっしゃったことなのですが・・・
マーサさんのセッションをひと言で言うならば
「すごい」!と私も改めて思いました。

たとえば・・・「あなたが結婚できない、というかその年齢で
男性との真剣な長期の交際にいたっていないのはあなたのせいではない。
18世紀の男性の霊が憑いています。身分の高い人で彼はなぜだか
わからないけど、自分の娘を探している。あなたを娘だと思っている。
悪質な霊ではないので、あなたの守護にも一役買っていますが、
どうも、当時の慣習からか、自分の娘であるあなたを男性から守りたい、
変な虫がつかないように男性には近づけたくないようです」
とのマーサさんの見立て。
お客様は本当に美しく、礼儀正しい、理知的な女性で、
私から見ても、男性とのおつきあいができないような要素はなかった
のでした。
マーサさんはこの男性は彼女が20歳前後の時に憑いているので
浄霊をした後、あまりにも長く一緒にいたため
彼女が寂しい思いを感じたり、心が弱くなったように感じたり
ちょっとした違和感を覚えるかもしれないので
そのあたりはまったく心配しないでください、と注意をした後で
丁寧に霊を浄化しました。
マーサさんのヒーリングはセッションの約一週間前に始まっていましたが
この方はそれまで胃の調子が悪かったものの、
痛みが取れ、検査結果も良好だったと、セッション前にもうすでに
私にお礼のメールをいただいてた方でした。
きっと、マーサさんとのご縁もあったのでしょうね。
本当によかったと思います。

そして・・・次のケースで私が驚いたのは、
自分の友人のタイカッティングでした。
彼はこのようなスピリチュアルなことはまったく信じず
興味もない一般の男性です。
ただ、人間関係において悩んでいた・・・というか職場にて
パワハラを受けていました。
上司は彼の業績の査定もする役割りですのでタイカッティングと言っても
完全に関係を切るわけにはいきません。
ただし、毎週、数回「飲み」につきあわされて
その折りに酒乱の上司に罵倒され、メールでもかなり汚い言葉で
叱咤されていました。差別用語に等しい言葉を使ったメールを
1日に何度も送りつけてくる、いわばメール・ストーカー。
そのくせに、彼に頻繁に会いたがり、自分の家庭不和のうっぷんを
吐露したがるという厄介な関係でした。
マーサさんがタイカッティングをおこなっている最中のことです。
この霊感もスピリチュアルへの興味もまったくない一般的な男性が
私に言うには・・・「レーザー音のようなもので、コードを切る音が
はっきり聞こえた。それと同時に男の(たぶん上司)のうめき声が
聞こえたんだよ。セッションが終わった後は非常に爽快だったよ」
との報告をいただきました。
その後、上司からのメールの数は激減し、彼自身も上司に対して
はっきりと不快感を示すメールを送ったとのことでした。

そして、もうひとつ。
私が予想もしていなかった例がありました。
それは・・・「この方はとっても幸せに暮らしてらっしゃるし、
タイカッティングの必要はないだろうな~」と思っていた
あるお客さんの例です。
マーサさんはセッションを始めるなり、ものすごくナーバスになり、
あなたからコードが出ているはず!とはっきり言いました。
こちらのお客様はやはり霊感があるとか、ヒーリングに興味があるとか、
そのような方ではなく、一般の方です。
さて、お客様は意外にも「はい、コードはひとつではなく、2つです」
とお答えになりました。
マーサさんはそのコード、そしてコードの行き先がはっきりと見えている
ようで、お客様を含めて「3人」のコードをどのようにカッティングするか
しばらく悩んでらっしゃいました。
そのコードはなんと、身内の方(ご親戚)とつながっていました。
悪いものではないのですが、彼女を思うばかりに彼女のことを
コントロールするご親戚と、もうひとりは彼女の幸せを嫉妬しているような
ご親戚の方(ただし、彼女に対する愛情もじゅうにぶんにある方です)
の複雑なコードでした。
マーサさん曰く、「あなたを除いたこの2人のご親戚はお互いが
仲良くもあり嫉妬心もある。いわゆるフレネミーのような関係です」
とのこと。
しかも、「妊娠と子供についてのフレネミー関係が見られる。
どちらかが妊娠した時。または子供に対してのやっかみの関係です」
とおっしゃっていました。
のちに、お客様によく伺ったら、やはりそのコードは妊娠した後に
哀しくも流産してしまったご親戚とお子様を幼いうちに亡くされた
ご親戚の哀しさ、そしてお客様に対する過多な期待と愛情が原因でした。
やっかみの気持ちと愛情が絡み合っている2人のご親戚の女性から
彼女へのコードが出ていたのですね。
マーサさんは「すごく複雑だわ。愛情もからんでいる。でも、
悪い部分は切除しておきましょう」とタイカッティングをおこないました。
彼女につながっているコードの悪い部分だけを切除するので
2人のご親戚の方々の愛情だけは残るはずです。
ただし、このお2人のフレネミー的な複雑な感情はご本人のどちらかの
許可がないかぎり、マーサさんには切れないと言ってました。

そう、大切なことはヒーリングでもタイカッティングでも
英国では、加害者もしくは被害者のどちらか「本人」の許可がないと
施術はおこなえないというルールなのです。
人権を尊重する、ということですね。

それでも、こちらのお客様はもともと明るい方ですし、
ご親戚との距離も心地よいほどの距離感を保ってくだされば
きっとうまくいくことでしょう。
決して、憎しみや恨みというネガティヴな念ではなかったことが
幸いでした。

本日は以上まで、ご報告をしておきますが、
この他にも「えーーーーっ!」という経験は数多くありました。
また、克明に思い出したら、お客様のプライバシーに支障がないように
このブログにてお伝えいたしますね。

それでは、皆様、月食&火星接近の「変容のちからを持った」
パワフルな満月をご堪能されてください。