9月末にオーチャードセントラル内にオープンしたクレーンゲームの専門店「TON AMUSEMENT」を
プレオープン日に取材してきました🎤
複合エンターテインメントを手掛ける日本の「ラウンドワン」のコンセプトを
ひきついでいるということで
22台の機械は大半が日本製品。
ダイレクターのLEONさんは大の“日本のクレーンゲーム好き”で、
機械やキャラクター共に日本の製品にこだわっているのは勿論、
スタッフに相談すれば、取りにくい位置にある商品も動かしてくれるなど、
サービスも日本式なのが嬉しい
でも、同様の施設は当地にも沢山あるわけで、
「何故、今この店を?」と聞いてみると、
LEONさんは笑顔で、こうお答えになりました
「シンガポールのゲーセンは中国製の製品がメインでしょ~。
中国製のマシーンは機械の作成者がチャリンチャリン集金したいだけだから
挑戦者の腕がどんなに良くても、
基本的にまず取れないようになっている。
でも、日本式の場合、スキルを持った人がやればいくらでも取れる。
基本的に全くチャリンチャリンではないわけ。
ここが決定的な違い。日本風には頑張れば頑張った分プラスがある。
日本製はこの公正さが素敵だよね」
えっちょっと待って
「日本製品も基本的には取れないよ
(日本製もチャリンチャリンでしょ)」
と聞いたら、「いや、中国製に比べたらはるかに取れる(きっぱり)
少なくとも僕は余裕で取れる」
そ、そうなのかな~
一瞬脱線しますが、
思い起こせば、私が高校生の頃、
Xの人形をクレーンゲームで取りたくて、でも全然取れなくて、
機械の前で暴れて大騒ぎしていたら
ゲーセンのお兄さんが(面倒な客を早く追い払いたいと思ったらしく)
格安で5個(人)売ってくれたり
大学生になってからも
社会人になってからも、
都度「新生X人形」を発見し、
取りたくて、でも全然取れなくて、
機械の前で騒いでいたら(←高校生から進歩していないw)
見かねた凄腕の見知らぬ人がいきなり5個(人)とってくれたり
思えば、私の人生クレーンゲームに負けっぱなし
結果的には目的を全て達成できてるので、勝っているけど
おいといて、
中国製と比べたら
”上手ければ間違いなくごろごろ取れる(きっぱり)”という
マシーンの数々を実際に試してみました
LEONさんの一押しは、カップラーメン(や焼きそば)を狙う機械。
複数のアームの上に、商品が山積みになっていて
ボタンを押すタイミングと合えば、アームが下がって商品が落ちるというもの。
トライした結果、
本当だ~、簡単に取れる
言う通りだね、流石日本式
なわけないっ
「基本的にアームが1本しか動かないから、構造上落ちることないでしょ?」
と突っ込んだら、
「何度かやってると、ごくたまにミラクルが起こり、複数のアームが動く時もある」
とにっこりのLEONさん
いやいやいや、それ中国製と大差ないんじゃなくて
実際、取材に来ていた他のメディアの方々も、そしてLEONさん、
自称「クレーンゲームが得意で全て攻略可能」と仰ったあなたも含め、
大人数が相当何回もやってるのに、誰1人ミラクル起こせてませんから
これって、立派にチャリンチャリンですがね
他にも秋葉原で人気が高そうなこんなのとか
公開処刑みたいな感じで吊るされてるクマちゃんとか。。。
色々な意味で日本式かな、これ?
と疑問に感じていたら、
「気付くことあったら何でも言って? 日本式サービスが売りだし、
ここ正に日本でしょ」とLEONさん。
う~ん。。。。。。。
どうアドバイスしようか迷ったけど、
とりあえず「クマは逆さに吊るさない方が良いと思うよ。見栄え的に👈」
とだけ伝えました
色々な意味で面白すぎるので、
シンガポールにお住まいで、
日本のゲーセン体験(笑)をしたいあなたは、是非足を運んでみて
↓
Orchard Central, 07, 181 Orchard Rd, Singapore 238896
商品のユニークさは勿論、
つっこみどころも満載で楽しい時間が過ごせるスポットですわよ