がん教育の現場に潜入レポート!
先日の事ですが、Ruban Rose 飯田代表よりお声掛けをいただき。
今東京が力を入れている、子供達へのがん教育の現場に潜入してきました。
潜入とは大げさですが。笑
見学に行ってきました。
私の話ですが…
私が乳がんに罹患したのは2013年。
あっという間の10年。
いや〜長かった10年。
とにかくなんとも言い難い、人生初めての経験をした10年でした。
人生観もガラッと変わりました。
あの時、小学校一年生だった娘は。
この春には高校三年生。
なんとも感慨深いです。
小さな子供を持ったがんサバイバーだった私がまずぶち当たった壁は。
子供が居ながら治療をすること。
子供の世話はどうする?
学校への連絡は?その他にも諸々のたくさんの壁がありました。
そして、実家の親や娘のお友達のご家族や先生方のサポートのお陰でどうにか大波を乗り切ったのです。
でもママがガンと言う事は様々な波紋もあり、私がショックだったのは。
娘の友達が言った
「◯◯ちゃんのママ、ガンなんでしょ!移るから触らないで!」と言われたと。
子供の言葉は時に残酷です。
知識がないからこそ出たこの言葉の意味を考えると。
がん教育の大切さを感じていました。
娘の学校の先生にお願いし、がんのお話しをさせて頂く機会を頂けました。
そして素直に聞き入ってくれた子供達の姿を見て。
このように考え方に柔軟性がある子供の時にきちんとしたお話しを聞くことの大切さを感じました。
そして今回は墨田区から依頼を受け、
飯田代表が中学校のがん教育に出向くと言う事で、カメラマンand記録係として同伴させて頂きました。
とても由緒ある学校のようで、そこかしこに歴史的な資料がたくさん。
このような都会の歴史ある学校で学ぶ生徒さん達。
今回、中学二年生5クラスの授業に参加させていただきました。
少し生徒さんとお話しする時間もありましたが。
🧑🎓「えっ?おばさんもガンなんですか?」の問いに
私「そうだよ!そう見えない?」
👩🎓「だって、めちゃ元気そうだし」
私「だよね〜笑。ちゃんと適切な時期に治療したから今は元気だよ!」と…
身近にガンサバイバーがいなければ、がん=死の病気のイメージは相変わらずです。
早期発見の為の検診の大切さや、適切な治療の大切さ。
この授業を受けた子供達の心の中に、ほんの少しでも良いので。
何か残ってくれれば。
家に帰ってご両親や祖父祖母さん達に、今日のお話をしてくれるだけでも。
もしかしたら検診に行ってくれる方が1人でもいるかもしれない。
この子達が大人になった時、自らの意思で検査に出向いてくれるかもしれない。
そしてガンになったからと言って終わりなわけじゃない。
元気なガンサバイバーもいること。
偏見や差別意識を持たず、誰しも罹りうる病気であるということ。
少しは伝われば良いですね。
そしてがん教育後のご褒美ランチと🍺
お楽しみの時間もしっかり楽しんできました。
またちょっと嬉しい企画が決定しました!
後日またお知らせしますね。