ちょっと間があいてしまいましたが、旅話いってみましょーか!


前回は偽の政府観光局に2件も案内されたところまででしたね。


それでは続きをどーぞ♪


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「ゼッタイホンモノ!」という”スイカのお種さん”の言葉を半分疑いながら3件目の政府観光局に着いた。


今度はオフィスの規模も大きくとても綺麗だ。


そしてスタッフの人数も1・2件目と比べて多い。


一人のインド人男性がニコニコしながらドアを開けてくれた。


いい笑顔だ、、とても悪人には見えない善人顔である。


笑顔の素敵なインド人男性は、素早く立派な名刺を出すと、インドのあらゆる情報を集める手助けをしてくれるという。


ツアーは進めてこないし、安心して聞きたいことを聞いてみた。


電車のチケットの買い方とか、どんなルートで旅をしたら効率がよいか。


そして、親身になってくれてる紳士に安心したのか、今一緒にいる従業員が夜中にノックをしまくり、夜なかなか寝れないことを小声で話した。


すると、「メインバザールなんかの宿には泊まるべきじゃないよ。あそこは危険でいっぱいなんだ。

コンノートプレイス近くに安全で割安・快適な宿があるから紹介しよう。部屋を見て自分で判断するといい。」


紳士はそう言うと、コンノートプレイス近くの宿に連れて行ってくれた。


宿は前よりも少し綺麗で広く、居心地はよさそうなかんじ。


ノックを夜通ししてきたり、スイカの種でセクハラするような従業員もいなそうだし。


とにかくインドに着いてからゆっくり寝れてなくて、静かに休みたい。


この宿に移ることを決めた私は紳士に手伝ってもらって荷物を移動した。


やれやれ、、やっとゆっくりできるなー。


”スイカのお種さん”に礼を言って別れようとすると、笑顔の素敵な紳士から、お種さんが何かを受け取っているのが見えたような気がした。


私を引き渡した報酬?


まさかね、、。


つ☆づ☆く