行って来ました、武道館公演。
あの武道館が立ち見が出るほどの満席で、
「こんなにファンがおるんやな、、」と
開演前から感無量でした。
↑これは開場後すぐの、客席がまだ埋まっていないとき
個人的に応援するアーティストの人気のあるなしは気にしてないんだけど、
これだけ沢山の人の心にすみのさんの音楽が響いているんだなと思うと
やっぱり嬉しくて。(何様)
大の大人がワクワクして開演を待っている時の表情を見るのも好きなので、
全方面にファンが座っている光景はまさに私得だった。
誕生日公演×武道館ということで、
曲目も派手にいくのかな?と思いきや
優しくて美しくて温かい、
まさに「すみのワールド」全開のステージでした。
広い会場を感じさせない、
音楽に没入させてくれる照明使いがまたよくて。
武道館、音響は期待できないかなと思ってたけど特に気にならず、
(きっと拘って工夫してくれたのだと思うけど)
照明もクラシックのコンサートホールよりバリエーションが持てて
すみのさんの音楽と相性良いのでは?
今回のステージで特に印象に残ったのは、
ハンガリー狂詩曲とボレロと
アンコールの主よ、人の望みの喜びよ。
ハンガリー狂詩曲って個人的に聴いてると楽しくなってくる曲なんだけど、
それってすみのさんの音楽を聴いている時のウキウキ感に通ずるものがあって
相乗効果なのか聴いててすごく楽しかった。
そしてYouTubeで何度も聴いてきた曲なので
照明が落ちた時「すみのさんの影とトムジェリの映像出てくるんか、?」と探してしまった笑
さすがに演出にトムジェリは出てこないか。
ボレロは言わずもがな。
主よ〜は
2022年7月のYouTubeLiveの演奏と
2023年のツアーの演奏がツボだった私には
とても嬉しい演出だった。
僅かな光の中で、
武道館のセンターステージですみのさんがピアノを弾く姿と
優しく温かいピアノの音色だけが浮かび上がってきて、
なんとも神々しかった。
感情を揺さぶられると涙が出てくる歳になったんだな、と感じながら聴いていました。
MCで一番印象的だったのは、やっぱり
「音楽も数学も、誰かが努めて綺麗にしているわけではないのに美しい。作りだすものではなく、探しだすものなのかもしれない」