Simplog

これは、うちのハゴロモジャスミン

 

 

同じエッセンシャルオイルでも濃度によって目的が違くなる ということは、アロマセラピーを学んだ人なら知っている常識です。

たとえば、ジャスミンの精油。

売っている精油、そのままの濃度で使えば、かなり濃厚な香りで、気分がアップしますが、薄めて香ると、落ち着く方向に向かう香りとなります。
(人によって反応は違うので、一概には言えないのですが、一般的にということで)

この違いがあるので、ジャスミンは、サトルアロマテラピー占星術で、象徴的に、太陽の精油と分類されることもあれば、月の精油と分類されることもあります。

あと、分類する人の判断によっても違うのでしょう。
香りというものは、もともと、個人によって、受け取り方が、かなり変わるので。

ジャスミンの香りは、個人的に大好きですが、大嫌いという人も多いのではないでしょうか。

で、大嫌いにさせられた原因として、良い品質のジャスミンの精油に出会わないと、嫌いになる確率が高くなるのだと思います。

もともと、市場に出回る精油は偽和(成分調整されたり、化学成分が似ている違う精油が入っていたりすることがある)された精油、抽出を何度もしたカスのような精油が、出まわっていたりするとのことです。

合成のものも出回っていると思います。
(雑貨屋さんの恐ろしく安い精油とか・・・
合成がすべて悪いわけではないとも思いますが。
香水は、合成香料が結構使われたりしています)

ジャスミンの精油は、一キロの精油を作るのに、約一トンの花から作られます。
一トンは約800万個の花だそうです。

なので、100%本物の品質のよいジャスミン精油は非常に高いです。
安く買えるジャスミン精油は、上記の様な品質の良くないものと考えた方が、間違えがありません。

ジャスミンの花はデリケートな花なので、手摘みされるそうです。
昔は、力が強くない少女が摘むのが適しているので、少女たちが摘んだという話を聞いたことがあります。

ジャスミンは現在は、フランスやエジプトで多く産出されているのですが、現状はどうなのかな?
(フランスは心配ないけれど・・・)
気になるところです。

何気なく使っている精油。
その裏には、多くの花の命と、沢山の人手がかかっているのです。

自然の恵みと、それを作ってくれた人たちに感謝して、無駄なく使いたいと思います。

 

(2016-08-15の記事 旧ブログより移行)

 

 

 

 

 

   

フラワーエッセンス・占星術・タロット

虹の花(スカイプ・ズームで全国対応可)