福岡県生まれ。

母からピアノの手ほどきを受ける。

9歳の時にハープと出会い学び始める。

父の転勤にともない引っ越し・・・せず、勢いで単身上京。武蔵野音楽大学附属高等学校を経て、武蔵野音楽大学ハープ科卒業。

大学在学中、国内外のコンクールやマスタークラスに数多く参加し研鑽を積む。

ハープを稗島律子氏、菊池好志子氏、井上久美子氏、オーケストラスタディを柏原靖子氏に師事。
現在ソロ、室内楽、オーケストラ、レコーディングなど積極的に演奏活動をしながら、後進の指導にもあたっている。

 

卒業後間もなくしてハープ講師として教える立場になりました。はじめて教えることになった生徒さんは、普段は英語を話すバイリンガルな小学生でした。

その子にはハープはもちろんピアノ、ソルフェージュなど一通りのことを教えていました。(もちろん無理やりじゃないですよ!)アメリカンスクールと日本の学校のカリキュラムや教育方針の違いをレッスンの中で目の当たりにし、子どもと大人の在り方について考え方が変わりました。

 

レッスンでは生徒さんの音楽を汲み取り、よりのびのびと自由に表現してもらえるよう生徒さんの持っているものを引き出せたらと思っています。

 

また、演奏する上での基本の形を知るということを重要視しています。私自身、手の癖があり苦労しましたが、癖を理解して身体の本来の動きに合わせて無理がなく弾くことで、身体を痛めずに長く(生涯的な意味で)ハープを楽しめます。綺麗な音も出せて技術も安定します。

もし生徒さんが教室に通うのをやめても、ハープのレッスンが今度の励みになるように、引き続きご自身で演奏を楽しむことができるように、技術の習得を目指しています。