親愛なる先生へ


これまでの話の流れから派生して、ちょっと思いついたことがあるのですが。


じつをいうとわたし、小さい頃、駄々をこねたっていうおぼえがないんですよね。(もっとも、本人に記憶がないだけで、じつはしてたのかもしれないですが、それはまあ置いといて。)


一方、妹たちはというと、そりゃあもう盛大にやってたものでしたよ。

ショッピングモールの、エスカレーター前の広場みたいになってるところで、ひっくり返って手足をバタバタさせながら、「○○買って~! 」って。

わたしは、それを横目でみながら、『なんて幼稚で愚かなんだろう……。』って、さげすんでた。


……のだとばかり思ってたのですが。

今ごろになってひらめいたのですけど、もしかしてわたし、自分が駄々をこねていなかったのは、『自分には、駄々をこねる資格なんてないんだ。』とかって、ひそかに思ってたからなのかも!? 


ちょっと、時間をおいて、考えてみることにしようと思います。


あなたの一番弟子(でありたい) elaine