親愛なる先生へ

 

昨日のお手紙で書いた、「多様性を失う = みんなと同じになる」と「滅亡してしまう」 という説。

他にも提唱者は? と探したら……いました。11月2日のお手紙で取り上げた、「ニャドラー先生」の出てくる本です。


 突然ですが、ある生き物が、その種を次の世代につなげていき、存続するためにいちばん大切なことは、何だと思いますか? 

 それは、「遺伝的多様性」。同一の種の中でも、いろいろな性質を持った個体がいることが、環境の変化をはじめとする様々なリスクへの備えとなります。この多様性は、一度減ってしまうと元に戻すことはできず、一度の減少によって種がそのまま滅びてしまうことにもつながりかねないほど重要なものです。


宿南章『ニャンと簡単に身につく!心が休まる「アドラー心理学」』p.52より

 

fresh-art — 自己中とガマンのバランス やっぱりネコは自由

 

ここで、気づいたのですが。

昨日の引用は、生物種についてで、今日の引用は、生き物の種について。表記ゆれはあれど、同じことについてなんですよね。

もしかして、人間社会の場合は別なのだったりして……? 


この続きは、また次回以降にしますね。

 
あなたの一番弟子(でありたい) elaine