親愛なる先生へ

 

昨日のお手紙のラスト、あらためてみてみると、ちょっと論理が破綻してるようにも読めてしまいますネ!? 
だって、「これからのことに明るい展望が持てなかった」っていってるようなもんなのに、「かんじんなのは、これからのことなんですよ」、だなんて……。
以前、何かの人生相談のようなもので、相談者が「友達ができない」というようなことを言ってるのに対して、回答者が「友達を作りなさい」と答えてるんじゃないかと思えるようなものがあって、なんだかモヤモヤしたのですが、それと似たような感じになっちゃってるんだったりして。

つまりですね。
こんなふうに、「出来ない」と主張していることに対して、「出来るようになれ」と応対するのって、とんでもない弊害を生じさせるんじゃないかなー、と言いたいのです。
だって、そう言われた方は、はっきりいってパニックになる。なにしろ「出来ないお前の方に非がある」って断言されてることになるんだもの。

そして、この「出来ないお前の方に非がある」っていうようなメッセージ、自分の場合、幼少時にしょっちゅう投げかけられてた気がするんです。
今にして思えば、その当時って、いかにも小さかったのだから、出来なくてもなんの不思議もなかったはずなのに……。

それでは、今回はこのへんで。

あなたの一番弟子(でありたい) elaine