親愛なる先生へ
昨日のお手紙では、「30年くらい前に、やりたいことがあったのだけど、封印してしまった」というようなことを書きました。
そしてその理由として、「おこがましい」「まだ社会に出る前で、大人の世界のことを何一つ知らない未熟者の分際で、生意気なんじゃないか」などと指摘したんですよね。
この理由、なんか既視感を覚えませんか?
そう、思いつくのは、10月27日のお手紙の、「ほかの人から認められないといけない」「ほかの人から反対されるに違いない」というような箇所なんですよね。
ここでちょっと、不思議に思ったことがあるんです。
それは、「やりたいこと」を、とくだん「封印」したりせずに、フツーにできている人たちのこと。
その人たちは、なにも困ることなしに、「やりたいこと」を「認められ」て「反対され」ることなしでいられたのか? それとも、「認められ」ず「反対され」たのに意に介しなかったのか? それなら一体どういう考え方であれば、そのようにできるのか?
……なんか、謎は深まりますが、とりあえずはこのへんで。
あなたの一番弟子(でありたい) elaineより