親愛なる先生へ


昨日のお手紙に書いたような、「自分が本当は成長できてなくて、未熟だ」なんてこと、とくにうちの親なんか、おそらく承服しかねることでしょうね。

何しろ、いわば“教育一家”出身だったりしたわけだし。

もっとも、いくらかたちだけ“教育一家”であったのだとしても、6月10日のお手紙に似たようなこと書いたとおり、それがバッチリ機能しているとは限らないんじゃないかしら。


そこでふと思い付いたことがあるんですが。

服の、「オーダーメイド」と「レディ・メイド」って、ありますでしょ。

わたし、あれって本来は「オーダーメイド」でないといけないんじゃないか、と思うんですよ。だって体型って一人一人違ってるはずじゃないですか。

なのに、それだと手間もお金もかかるから、大量生産によるコスト削減をねらって、いつの間にか「レディ・メイド」が幅を利かせるようになっていってしまった。

で、同じようなことが、いわゆる子育てとか教育とか、いわばひとの成長にかかわる分野にも起きてるんじゃないかと思うんです。

つまり、「一人一人違ってるはず」ってことを考えに入れてない。

あまつさえ、ほんとは合ってないってのに、「コレに従え」などといって押し付けてきたりする。

単なる服などだったら、ちょっとぐらいの不適合は何とか我慢できるかもしれないけど、例えば、もし靴とかだったら、合わないものをずっと使用してたりしたら、下手すりゃ健康を害しかねないってのに……。


まあとにかく、この続きは、また次回以降に。


あなたの一番弟子(でありたい) elaineよ