親愛なる先生へ
昨日のお手紙のことを振り返って、しみじみ思いました。
『今まで自分って、全然「誠実」じゃなかったんだなー。』と。
えっ? じゃあウソつきだったのか?
って、お思いになりますよね。
いえね、虚言癖があった、とか、そんなんじゃなかったんですよ。
ただ、“ほんとの話”ってのを、してきた覚えがない、ってことです。
誰かと話すのは、あたりさわりのない、どーでもいいことだけ。
もう既にみんなが知っているような、手垢のつきまくったジョーシキ的な話題だけ。
だからなんだろうな、人づきあいが苦痛なのは。
だって、誰かと話すのが、ずーっと、全然楽しくなかったのだもの。
なんか、“語るに値する話”というのを、してこなかったよなー、というわけなのだけれど、
そういう話というのは、はっきりいって、『自分以外、こんなヘンなこと思いつかないのでは』っていうようなことばかりなんですよ。
『こんなの、話したって、絶対受け入れられっこない! 』って断言できちゃうようなことばかり。
でもね。
わたしのイメージの中の先生だったら、どんな荒唐無稽なこと言ったとしても、しっかり受け入れてくれるんです。
だから、わたしはこれから、そういう話題であろうと、どんどん、こうしたお手紙の中で書いていきたいと思っているのです。
では、この続きは、また。
あなたの一番弟子(でありたい) elaineより