すべての人が、価値のある存在として、ドラマの中にいる。 | 役者で朗読家 心に響く物語&音楽を「QP劇場」

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元劇団四季俳優 ミュージカル舞台出演、テレビ出演、ナレーションやっます。

先日、久々に映像の現場に行きました。

いやー、目の前で売れてる女優さんや男優さんの芝居みれてよかったわ。
どれくらいの出し具合ってのが見れました。

まあ、人それぞれ。。

   四つ葉のクローバー

久々に、タレントさんの”美”に触れたわ~、なんて感激もありましたが、実は、それ以上に感動したことが。
ボランティアのエキストラさんか、ギャラをもらっているエキストラさんかはわかないのですが、
その自然ないでたちに、ただただびっくりしたのです。

ドラマですから、作りものなわけで、けれど日常を描いているわけだから、きらびやかな人しか登場しないのは、おかしいわけで。
その日常をかもし出してくれているのが、エキストラ。
たぶんね、訓練を受けた役者集団だと、こんなに自然にはならないと思います。
この素人くささが、あるある、これが日常よ!そこらへんにある、状況よ!

ここが舞台のとの違いですね。
立ち姿とか、しぐさとか、鮮麗されている必要はない。

すべての人が、ただ居るだけで、ただ歩くだけで、絵になって完璧な存在感。
すべての人が、価値のある存在として、ドラマの中にいる。
主役にカメラは向いているけど、それは単なる役割であるだけで、全員に意味がある、価値がある。

Happyですね。

   幸