若生りえ私の好きな曲 | 美肌ジャズタイム

美肌ジャズタイム

『ジャズをもっと身近に』をモットーに、歌とフルートで活動している日本の女性ジャズ歌手若生りえのブログ。ジャズの歌詞について語っています。

CUTE ~キュート~
1958年 作曲
1966年 作詞
作詞・作曲/ ニール・ヘフティ  Neal Hefty
       スタンリー・ステイン Stanley Stein

期間限定UP!メンバーの演奏も必見!!『神楽坂ザ・グリーCD発売記念ライブ』より

(vo&fl,若生りえ gt,細野よしひこ p,堀秀彰 b,香川裕史 ds,田鹿雅裕)

【フルートに光が当たった曲?】

さてさて。

今日は、演奏ではカウント・ベイシーの演奏で有名なキュートです!


これを主に作ったニール・ヘフティは、カウント・ベイシー楽団

初期の作編曲家でもありトランペット奏者でもあり、

映画『バットマン』のテーマ曲も書いた人です。


この歌詞はあまり知られていないかもしれませんが、

カウント・ベイシー楽団のなかでも、はずせない存在の

『フランク・ウェス』という人がいるのですが、

彼はテナー&アルトサックスの名人でもあり、

フルート奏者でもあり、とても良い音の持ち主で、

彼をフィーチャーして書かれたようです。


なので、途中フルートのソロがあるのですが、

それはそのせいです。


フルートは音が繊細で、ビックバンドの中では

ブラスやサックスなどよりも光が当たる頻度は少なかったのですが、

フランク・ウェスは、その流れを変えてくれた人ではないでしょうか?

彼の『The very thought of you』は

本当に素敵です。


【タイ人の女性を歌っている???】

しかし、この曲が作られた背景などは残念ながら

フランク・ウェスをフィーチャーしたとか、それぞれの

楽器の良さを生かしたとかそのくらいで、

あまり分からなかったのですが、少し調べていくと、

タイ人の女性たちについて英語で書かれているページがありました。

はっきりとニール・ヘフティがそれにインスパイアされたとかは

書いていなかったのですが、タイの女性のパッチリした瞳や、

優しい微笑み、ツンと可愛らしい小さめのお鼻などと書いてあり、

特に、振る舞いが優しくて親切、と言うようなことも書かれていたことから

この曲を聴いた人が、タイ人の女性と重ねて書いた文章かもしれません。

日本女性もがんばりましょうか(笑)


【本当のキュートって?】


でも、この曲は、最初は見た目のことを言っているのですが、

最後は『いつものその雰囲気や振る舞いが

君の可愛さの魅力ってことなんだ』っていうところに

本質があるような気がするんですよね。

うーん。深いなぁ~。

ちなみに、英語歌詞の※は、いつも私が歌っている歌詞なのですが、

調べていくと、ボビー・ダーリンと言う、幅広いジャンルで活躍した

歌手で俳優の彼が最初に歌ったようで、この方は※のところを

下のような歌詞で歌っていたようです。


I mean I like your style

That sly intriguing smile


どちらかというとこちらの方がオリジナルらしいです。


意味的には『君の雰囲気はとってもいいね!

あの小悪魔みたいにいたずらに微笑む、魅力的なところも』


みたいなところでしょうか?


そうすると、今回私が訳したのと、ちょっと意味が逆っぽいのですが、

まぁ、私は、今回訳させて頂いた方が好きかなぁ~。


みなさんは、どちらがタイプ?


なんちゃって~!



では、キュートです!!


(英語歌詞)

Mind if I say you’re cute

In everyway you’re cute

Those big blue eyes

That turned up nose

That cool and carefree pose



I may not like you’re style

That shy and tricky smile

Your every mood

Your attitude

Just add up to your cute



(日本語和訳歌詞)

ボクが思うに 君はキュートだ

どっからどうみても 素敵だよ

その大きなブルーの瞳

ちょっとツンと上がった鼻

屈託のないイカしたところも素敵だ


でも もし君が内気だったり

誰にでも媚を売るような娘だったら

きっと好きにはならなかっただろうな

つまり いつものその雰囲気や振る舞いが

君の可愛さの魅力ってことなんだ