週末、オ・ア・ツ・ラ・エ・ジャズ! | 美肌ジャズタイム

美肌ジャズタイム

『ジャズをもっと身近に』をモットーに、歌とフルートで活動している日本の女性ジャズ歌手若生りえのブログ。ジャズの歌詞について語っています。

※5/23誤記・追記載せました!

ちょっと慌てましたびっくりスミマセン!

 

やっと週末ですね!

明日お休みの方も、そうでない方も、

『今週も終わった感』が漂う、そんな夜。

 

上質のコーラスグループで

ゴージャスに楽しくスカッといきましょう!

キラキラザ・マンハッタン・トランスファーキラキラ

image

ジャニス・シーゲル、ティム・ハウザー、アラン・ポール、シェリル・ベンティーン(写真左から)

 

1973年から本格的にスタートした

スーパー・コーラス・グループの

ザ・マンハッタン・トランスファービックリマーク

 

あのベット・ミドラーにも認められ

ティム・ハウザーがリーダーとなり、

技術も表現力もエンタテイナーとしても

一人一人が素晴らしい4人グループ。

 

ティム・ハウザー*彼なしにマントラの歴史は語れない

image

 

そんな彼らにふさわしい1986年に

日本で行われたライブ映像から、

この日の1曲目に選んだ華やかなナンバー、

『フォー・ブラザーズ』をお届けしますビックリマーク

 

『ヴォーカリーズライブ』と銘打っていますが、

スキャットとの違いからご説明します。

 

スキャットは、シュビドゥビのように

意味のない言葉でアドリブで歌うもの。

 

ヴォーカリーズは、きちんとした歌詞があり

インストゥルメンタルで演奏された

有名なフレーズに歌詞が乗せられるため、

フェイクした素早い言い回しも出てくるので

スキャットとはまた違った意味で、

歌手に高い技術が求められます。

 

この曲は、ジミー・ジュフリーが作った曲。

『アーリー・オータム』などの美メロで有名な、

ウディ・ハーマンの楽団のために作られた曲。

ウディ・ハーマンのオーケストラで当時ノリノリだった

サックスセクションの4人をフィーチャー

(ズート・シムズ、サージ・チャロフ、ハービー・スチュワート、スタン・ゲッツ)した曲なので

フォー・ブラザーズ(Four Brothers

というタイトルなんですね。

有名なスタン・ゲッツもその中にいました。

 

歌詞は、マントラに大きな影響を与えた
ジョン・ヘンドリックスが作詞し、

デイヴ・ランバート、アニー・ロス、との

3人のコーラスグループ『ランバート、ヘンドリックス&ロス』

が歌ったのが元。(今回はあえて載せません。)

 

【映像のみどころ】

4人で次々に回していくソロの演奏に、

あとから(半ばむりやり)つけたので、

歌うのは大変なはずなのに、

さらっと楽し気に歌ってくれます。

そこが、マントラ・ヴォーカリーズの魅力!

 

ワクワクのイントロが始まり、

舞台袖で4人がエイエイオー!

している場面からのスタート。

 

アレックス・ブレイクのベースも

プゥントゥカ・プゥントゥカ気持ちよく

シェリル・ベンティーンが先頭きって、

ノリノリで登場してきます。

 

歌詞の雰囲気は、

 

さぁ!さぁ!みなさん!

僕ら4人、

フォー・ブラザーズの歌が始まりますよ!

ソファーにでも座って

リラックスして聴いてくださいね!

 

という感じで、一人ずつのソロになります。

次にソロが男性の場合は

「to my brother」が合図でバトンタッチ!

 

(2:35)

Brotherは男性に使われるので、

最後のソロの女性シェリルに行くときには

Brotherの部分がSisterという歌詞になり、

アランが「お次は彼女のソロだよ!」

という感じで 「to my sister!」

と言っています。

 

アラン・ポール

image

シェリル・ベンティーン

image

 

(3:07)

バンドのリズムに合わせて、

お茶目なジャニスが隣のティムと

ペチン!ペチン!と手を叩き、

ふざけっこしながら歌ってます・笑

 

ジャニス・シーゲル

image

 

さぁ!さぁ!

説明はこれくらいにして、

この歌で、リラックスしながら

お楽しみください!!

 

マンハッタントランスファーで

Four Brothers!

 

あ。。

 

オ・ア・ツ・ラ・エ

の中ポチはイキフンだけの

「アレ」な感じ、なだけですので

お気になさらず、むふふ爆  笑