私が高校生の頃の話。


農業をしていた私の実家は、

母屋の横に2階建てのプレハブの建物があり、私はそこの2階を自分の部屋にしていました。


部屋の真ん中が蛇腹のカーテンで半分に仕切られ、半分は私の部屋、半分は物置になっていました。


中学生の頃から、ちょくちょく金縛りにあうようになっていました。

声を出したり、体のどこかを動かすと解けることは習得済でした。



疲れはてて、床でウトウトしてしまった日。

金縛りは半分寝ているようなときに起こります。

「やべガーン金縛りになった滝汗

頭は冴えているのに、体が動かないガーン

解けないー

「ヤバイヤバイヤバイ(心の声)」


"カン、カン、カン、カン"



プレハブの鉄の階段を登ってくる音がガーン

冷や汗ドバー滝汗汗汗汗

「解けろ、解けろー(心の声)」


蛇腹カーテンの向こう側で

"ガラガラガラガラ"

引戸が開く音がして

「終わった(心の声)」


そして


"「クリーニング持ってきました~」"


えっ⁉️チーン

一気に解けた緊張と金縛り

明るい感じの言い方だったな

怖がって拍子抜け


カーテンを開け確認しても、部屋の扉はそのまま。鍵もかかってる。


ただ、物置の部屋のタンスのとってのところに喪服がハンガーでかかっている‼️

キャー


翌朝、母に聞くと何日か前に法事があり、父の喪服をクリーニングに出して母が引き取ってきたものをかけてあったとのこと


部屋に入るときに無意識に目に入って、そんな錯覚を起こしたのかなあと思っています。


現実の怖い話はちょっと落ちが落ちきらないというか。微妙な感じですよね。