歌の旅日記【fu diary2※最終回!】ローマ編 | Rie fu Official Blog by Ameba

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旅をしながら、毎月新曲を作って配信しています。

写真を撮るように、現地の色々な音を録音しながら、
それらの音に触発されて歌が生まれます。
今月の配信曲は、ローマがテーマオレンジ
【新曲配信中プレゼント
きっかけは、ローマの博物館で見た一つの彫刻。
世界で一番美しいと彫刻も言われるベルニーニ作の『アポロとダフネ』
このストーリーが、可愛くて少し皮肉で、とても美しいんです。
こんなお話。。。

恋の神様エロスは、その矢が刺さると恋に落ちてしまう『黄金の矢』と、刺さると愛情を拒絶してしまう『鉛の矢』で、とある悪戯をしかける。
黄金の矢を太陽神アポロンに、鉛の矢を美しい娘ダフネに射たのだ。必死にダフネを追いかけるアポロンと、必死に彼を拒絶するダフネ。
ダフネは嫌がるあまり、テッサリアの河神である父ペーネイオスに助けを求めた。追いつめたアポロンがダフネの腕に触れかけたとき、娘の苦痛を聞き入れたペーネイオスにより、ダフネの5本の指は茂る枝葉へと変貌し、足先からは根が生え、見る見るうちに月桂樹へと姿を変えたのだった。


このお話がどんな歌になったのか、、ぜひチェックしてみてください音譜

Laurel Tree(月桂樹)
Written by Rie fu

I can hear you from 2000 years ago
I can kiss you from the valley down below
But my heart is trapped in a stone
Now my love, my sweet love
Is a laurel by the lake
How I long to sweep her leaves
Like the summer breeze


あなたの二千年前の声が聴こえる
深い谷の底からあなたに口づけを
それでも私の心は堅い石に閉ざされている
私の愛しい人は、湖に沿う月桂樹
彼女の葉をさらってしまいたい
夏のそよ風のように




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