と、よく聞かれるので、少しご説明を。
大学時代から、ずっと風景画を描いてきました。
風景は、見る人によって色々な思い出の場所や夢で見た場所にリンクすることができる。
それはある意味普遍的な存在で、あらゆる可能性のあるもの。
そんな普遍的な風景の中でも、工事現場は、常に変化し、完成に向かっている。
沢山の人々の共同作業によって、ひとつの作品が作られている。
そんな『有機的』な風景というのが、私にとって工事現場。
成長して行く風景の面白さに惹かれているのです。
見る時間帯や場所(国)によっても使われている素材や空気感が全然違う。
ギャラリーに並べてみるとその違いが明らかになってより面白い。
p.s.マン・レイ展を見てきました。
一人のアーティストが、ひとつの作品に思えるような、膨大なアーカイヴ的なエキシビションでした。
人や光のかたち、動き、ライン。。
そんな日常的なテーマを、写真や映像、絵画で映し出しているだけなのに、非常にシュール。
感想は来月の『ぴあ』アートコラムに書かせて頂いています。
くちびるのバッジ、ミュージアムショップで見つけました。かわいい。