昨日の夕方
富さんのデイサービスの準備をしに義実家に行きました
ジイちゃんに線香をあげて、花の水を替えていたら、富さんが「あたいも線香あげる」と現れた
ジイちゃんの遺影は、デイサービスで昨年夏に撮影してもらったもので、まだふっくらして笑顔でピースをしてる
お年寄りには不評だろうと、写真を加工してピースを消してもらった
なんとも言えない笑顔で、見てるとめちゃ癒やされる
良い写真を撮ってもらった
富さんと、良い葬儀だったね
ジイちゃんも笑って極楽いけるね〜などと話していたら
「兄貴さんに任せたから良かった。やっぱり頼りになる」とか言いやがる
いやいや、あれはお飾りの喪主だよ
打合せには参加してたけど
「わからん」「なんでも良い」と全然決めないし
旦那と私でほとんど決めて、食事関係は精進料理ばかりではとオードブル買いに行ったり
翌日火葬場に持って行く軽食やらお菓子やら買いに行ったり
私はめちゃ大変だったんよ
その上、万が一用に富さんの19号(5L相当らしい)の黒のスーツを通販で買ってたけど、いざ着せたらピチピチ
前もって準備してたのわかったら、何か言われそうで、試着してなかったからね
結局、しまむらに走り、5Lの黒シャツと黒のカーディガンを購入
手持ちの黒のパンツと合わせたら、それらしくなったし
むしろ、長い時間車椅子に座るのには丁度よい感じ
打合せが終わってから通夜までの時間の忙しかったこと
兄貴はイオンに行って、礼服買って
裾上げ終るまでコーヒー飲んでたらしい
持ってるやつがピチピチだったんだって
通夜の時間ぎりぎりになって
「喪主さまいますか?」と斎場の人に何度も探されてた
お寺さんより遅れるとかどんだけよ
喪主の挨拶もグダグダだし
まったく恥ずかしいよ
こっちは通夜、葬儀が終るまで、富さんの世話がどんだけ大変だったか
なのにアイツが褒められるんかい
まあ、それは良いとしてさ
「あたいの時も兄貴に任せておけば大丈夫。あんたに任せたらバーさんは燃やしとけば良いよと言われそう」だと
どーゆー事よ
お世話になっといて、その言い草
「ジイちゃん〜あんた一人で逝って…あたいも連れて行ってくれれば良かったのに」なんてお富がジイちゃんの遺影に向かって言ってやがる
「勘弁してくれ!一人で逝かせてくれ!」ってジイちゃんが言ってるよ…と言い捨てて、さっさと帰宅
帰宅したら、実姉から宅急便が届いてた
開けたらミカンとお菓子と封筒に一万円
「荷物届いたよ〜香典までありがと」と姉にLINEしたら
「香典じゃないよ。あなたにお疲れ様の¥です!何か美味しいもの食べに行きな」と
どんなに世話しても嫌味を言う姑と
感謝すら無い義兄にうんざりしてたから
実姉の心遣いに泣けてきたよ
旦那がねぎらいの言葉をかけてくれたり、温泉に連れて行ってくれたりするからやってられる
ジイちゃんが居なくなって富さんが可哀想……
なんて気持ちを持ち始めていたけど
やっぱり、富さんは兄貴に任せて
最低限の世話だけしようとまた思った
今日は、富さんはデイサービスの日
留守中に掃除と洗濯
富さんが帰宅したら、さっさと義実家を後にした
しばらくはジイちゃんに線香あげて、花の水を替えに毎日行く予定だけど
長居せずにさっさと帰ってこようと思います!
ぼちぼちやります