ラティーノ夫の両親は離婚している。
父親は再婚し、母親は彼氏がいる。
ラティーノ夫の親が日本に来る時はパートナー連れで来る。
夫と両親のパートナー達だって血縁関係が無いのに、まして私と夫のパートナー達なんて、赤の他人すぎる関係。
しかしそこはラテンの血、彼らは血縁が有ろうが無かろうが、ぐいぐいドミニ子のパーソナルスペースに入り込んでくる。
なのでドミニ子も熱烈歓迎を演じる。
今回の義母の訪日にも彼氏同伴だった。
この義母彼氏、実は少し接し辛いと前々から思っていた。
なんだか真面目そうな、頑固親父そうな、ラティーノ夫の家族とは正反対の気質。
だと思っていた。
しかし真面目な顔で実はジョークを言いまくるちょっとウザくて、どう対応したらいいか分からない上司ばりの人物であった。
義母彼氏はジョークを言う前後に、癖というか、シグナルを送る。
ドミニ子はジョークが分からないから、あんまり言ってこないんだけど、ラティーノ夫いわくそのシグナルが超絶ウザいらしい。
ジョーク前、必ず全員の注目を集めて、自分に集中させる。
どんな場面でも何をしていても。
超絶ウザい場所では、京都駅の改札出て人の流れに沿って歩かなければならないところ、止まり、ラティーノ夫の腕を掴みジッと顔を見つめてきたという。
そう、全身全霊をかけたジョークを言う為に、腕を掴むのだ。
そして聞き手のモーションを止める。
そして一球入魂のジョークをかます。
義母彼氏「さーてここで牛乳パックを買って、ゆっくり牛乳を飲んで、全部飲みきってしまおうかな」
一同「。。。」
義母彼氏、ウインクをラティーノ夫に送る。
そう、ジョークの後はウインクをして今のはジョークだったと悟すのだ。
っていうか、人の動き止めてまで面白くないジョーク言って、なおかつ今のはジョークだとウインクのシグナルを送るって、すごい自己中でカマってちゃんの親父だよね。
義母はそんな彼氏に必ずキレる。
「黙れよ、このギャグ面白くない男。」
なんて皆んなの気持ちを直球で伝える、さすがラティーナだね。
感情をなんでもストレートに表現するお国柄。
そんな義母の彼氏は水虫持ちである。