『あなたから買えてよかった』という本はひとことで言えば車内販売のノウハウが書いてある本です。しかし、そのノウハウがマニュアル的な物ではなく、気持ちを伝える事に特化にしたノウハウが書いてある、ということにこの本の読み意味があると考えます。
車内販売は決してハードルの高い接客を求められる職業ではありません。「ハードルの高い」というのは、ホテルクラスという意味であり、そう考えると車内販売ではそこまで必要ないではないか、とほとんどの人が考えると思います。
しかし、それは誰が決めた事なのでしょうか。
そして、そこでホテルクラスの接客をする事も果たしておかしいことなのでしょうか。
そのように考えると答えはNOになります。

私は人と接するお仕事やアルバイトをよく選んで行っていましたが、その中でわたしはディズニーのような接客をしたいと思ってました。そしてそれをする事がお客様、患者様にとって気持ちを伝えるにはいいのではないか、そう考えが至るようになり、そのように接客を心掛けるようになりました。
そう考えたのも、ディズニーのような接客をファーストフード店で体験したからです。そして私は素晴らしいな、と感じました。
だから私はそれを遂行する事に決めました。
それからはよく、周りの方から「接客がいいよね」と言われたり、私自身も仕事がやりやすくなったように思えました。
それはお互いに気持ちを伝え合う事が出来やすくなったからであり、それが接客の原点に繋がったのではないか、と考えました。

そしてこの本の内容も自らの体験談に繋がるところあると思いましたし、これから私が関わっていく矯正歯科にも通じる物があると思いました。

矯正歯科の場合は少し話が変わります。それは矯正治療は車内販売やファーストフード店、そして一般歯科とは違い、高額診療であるからです。
ということは、この本から感じた事をどのように生かすべきか。
違うのは、ハードルの違いです。
人は何事も値段相応の物を期待します。
そのため、ハードルを超えるという事に私達は切磋琢磨しなければなりません。
しかし、そう考えた時に根本は同じではないか
という考えにもたどり着きました。
私自身が矯正歯科のすばらしさを良さを、そして時にはデメリットを患者様に気持ちを込めて伝える事が出来るのであれば、それがそのまま私の求めているディズニーような接客、そしてハードルを超えた接客、そして「あなたから買えてよかった」に繋がるのではないかと思いました。