240720 PARCOプロデュース オーランド S
@PARCO劇場
怒涛のストプレ
最後の方、下手の舞台袖、裏の機材とか、上手のセット裏の照明とか、見えていいというあからさまな演出で。
見てる舞台は全部なんだが、圧倒的な台詞量をことごとく自分の言葉として役柄かもしれんが大して力まず言い放つのが宮沢りえ。
恐ろしい子、、( ̄∀ ̄)白目
というか、オーランドというキャラは普遍的な肖像なのか??
16世紀から20世紀まで生きているという設定、、、
美形青年で生まれ、途中で性転換(!?)して女性になり数世紀を生きるというストーリー。
男性として生まれ女性として生きて、相手は男性じゃなくて女性になって出てきたけど、転換しちゃったから元の男性になったって、ルーマニア皇帝のハリーさん(ウエンツ瑛士の役)
1幕がそんなこんなの混沌としたやり取りがあるので、そーきたかあ~???っていうついていけないシーンもありつつ。
トランスジェンダーって言う定義と、ノンバイナリーって定義もあるから、両性具有なのか、両性偶無なのか、、、
いずれにせよ、「ヒト」としてどうあるべきか、探求するストーリーではあるな。
宮沢りえは美しく、青年では黒髪セミロングで貴族の美しい人としてもてはやされたシーンや、転換して女性になって両脚をあらわにしたりシンプルなドレスとか。
両性を演じるとしては、男性より(低め)女性より(高め)の声を使い分けつつ、終盤では地声の両方とも兼ね備えた言い方になってて。
意味不明で咀嚼しきれないところはあったが、コクーンがないからParcoなんだろうなあっていう演目の質感と、この舞台の作り方で、だいぶ見せつけられたような気がした。
受け止めきれない気持ちはあるが。
どーでもいい余談だが
ちよき社長にクリソツな人が前の席にいたのでw
他にもライター的な人や、業界寄りの人とかもね。
どちら様も、お疲れ様でございました\(^o^)/