久しぶりにFrenchを繰り返し聴いた。



闇に呑まれて
悲しみは朧げ
フレンチのように厳格なマナー
蟻に誘われて
この星のコアは鮮明で
フレンチのように正に晩餐会



この世界の全ては数分の狂いもなく法則にしたがっている。美しく。

ブラックホールに落ちた「モノの情報」は、消えるのではなく別の場所に保存されるのだという。

その別の場所というのは、ブラックホールの外側を取りまく球面状の″事象の地平面″。

この原理から、宇宙内の物質は全て、宇宙の外側に書き込まれた二次元データを投影した三次元立体映像であるという結論が導き出された。

ホログラフィック理論という有力な学説。

完全にマトリックスの世界観。



忘れては無い
忘れては居ない
擦れては無い
全ては無い?
君との昨日を抱きしめて眠りたい



物理学者でも何でもない私が、素粒子の非実在性「観測するまで存在しない」を唯一いま体感できるもの、それは意識だ。
意識するまで意識は存在しない。
意識を向けたら意識が在る。うん。そんな感じしてる。
意識以外の素粒子も、観測する=意識を向けることで初めて存在する。意識とともに現れ、意識を離すと消える。

忘れたら無い。忘れたらもう居ない。

全ては無い。

経験した過去も全て記憶の中にしか存在しない。記憶に意識を向けていない時過去は存在しない。

巨視的世界に乱暴に当てはめるのはよくないけど、でもそろそろ凡人も震えてきてる。


愛に慣れてしまう
君と私の正解なの
薄味だって
味わえればいいんだ
大きな壁にボールを打ち付ける
そんな恋でも重くても
どうか



今この画面を見ている意識は、時空を超えて連なる巨大なパズルの中の小さな小さな1つのピースにすぎないのか。

それとも、この意識が全てを凌駕することができるのか。

信じきった世界が創造されるとしたら、例えば人間が人類の運命を動かすことは可能なのか。




大森くんの人間らしからぬ声を聴きながら、そんなことを考えた飛行機の中。