先輩ROCK YOUで、生け花の話をしていました。生け花のことってほとんど何も知りませんでしたが、聞いていたら介護に通じるなあ、というか、介護も本来そうあるものだよなあ、と言う話が多く、印象深い話でした。壬生流笹岡という流派の話で、それが全ての流派に通じる話なのかは分かりません。生け花って『型』があると言う話。『型』はいわば先人の作った道、知恵です。『型』は設計図の役割をしていて、器と花の長さの比率や角度など、どうすれば花が美しく見えるのかが記されているそうです。つまり、それをを覚えれば、素人でも花を生けられるようになるという。これは介護が基本の技法を覚えれば、誰でも出来るようになるのと同じです。そして、『型』があってこその『型破り』だと。生け花は芸術で、個人のセンスが物を言う世界と言うイメージがありますが、実際のところは論理が物を言う世界なのです。論理的思考を持って、根拠を持って行うというところも、介護に近いと思います。さらに、生け花は芸術ではないという話。芸術は自己表現の手段ですが、生け花はそうではないそうです。花を通して自己を表現するのではなく、あくまで求めるのはその花の美しい姿。花が持つ美しさを、如何に引き出すかということなのです。主役は花。介護に置き換えると、介護手法やお年寄りは、介護者の自己表現のためのものではなく、お年寄りが元々持つ美しさを引き出すのが、介護であると。華道や茶道、柔道や剣道。日本では『道』と付く習い事が多くありますが、これには先人が築き上げた道を辿るという意味があります。介護もまだ歴史は浅いですが、先人の作った道を辿りながら、一歩一歩、前に進んで行きたいものです。この記事を気に入ってくれたらクリック下さい。
真剣介護
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