2023年1月

5歳年中の息子が自閉スペクトラム症と診断されました。

ここに至るまでのことを綴っておこうと思います。



始まりは2歳の頃。


言葉の出が周りよりゆっくりだった息子。

保育園でこんなことがよくありました。


にっこり息子がおもちゃで遊んでいる

おねだりお友達がおもちゃを貸してという。

怒り息子がイヤ!という。

怒りお友達がちょうだいよう!とおもちゃを引っ張る

引っ張り合いの結果、

相手が引いてくれないとガブ!!と噛んでしまう。



という内容。


これが本当に毎日毎日、、、

噛んでしまった子、その保護者、先生に頭を下げる日々。

そんな中

年少に上がる直前、保育園の先生にこんな話をされました。


年少に上がると2人体制だった担任が1人になる。

現在息子くんに1人の先生がつきっきりで噛みつかないように見張るような状態。

発達センターで検査を受けて、診断がでたらサポートの先生をつけることができる。


という内容でした。

噛んだり

癇癪を起こしたり


そういう育てにくさはあるものの

この子はちょっと成長がゆっくりで不器用なんだ、これから少しずつ教えていかないと、、、

と思っていた私にとってこの先生の話は

「息子くんには障害がありますよ」

というメッセージを感じ、衝撃を受けました。


その夜受け止めきれず旦那に話しながら涙したのを覚えています。


しかし、こちらの感情で先生方の意見、息子の現実を跳ね除けるのも違うと思い、発達検査を受けることになりました。


しかし、息子の特徴が現れるのは集団生活の中。

一対一で行われる発達検査(ブロック積みや受け答えなど)は難なくクリア。

問題なしと判断されました。

この時住んでいた市町村ではそれ以上のサポート案内などはなくこれで終わってしまいました。

この時の担任の先生の落胆したような表情が忘れられない、、、悲しい


しかしながらこのままではダメだと思い

噛んでしまう時のシチュエーションを家で何回もして、噛みたくなった時は

せんせーい!

ママー!

など周りの大人に助けを求めるという練習を毎日しました。


その結果年少に上がる頃には全く噛まなくなりました👏


人前に出るのは苦手だったり

落ち着きはないものの

みんなと同じように活動もできるし、お友達とのトラブルもなくなりました。


そうして年少時代は特に気にもとめず過ぎていきました。


しかし特徴が色濃く出てくるのは年中になってからでした。



つづく。