「キレイな男」に出演しているIU(アイユー)。
彼女はこの作品で最優秀演技賞を受賞しています。
簡単なあらすじは
現代社会では希薄になりつつある
人々の温かい繋がりを通して
心が傷ついている二人が
お互いの存在を機に
心癒されていく物語です。
私は第一話を見進めていくうちに
上写真の女性(役名イ・ジアン)が
あまりに性格が悪いので
「とんでもない女だな」と
見るのが嫌になるくらいでしたが
どんどん話が進むにつれ
彼女の悲惨な生い立ちや
現状の苦しい生活、
そして彼女の心からの孤独感が分かるにつれ
「なるほどな」と思える様になってからは
ストーリーに引き込まれるようになりました。
おじさん(役名パク・ドンフン)は
真面目な、それでいて
どこか哀愁漂う男性で
とにかく思いやりがあって優しい人です。
ですが、
会社では理不尽な目にあっていたり
妻が不倫をしていたりと
彼もまた様々な悩みを一人抱えていました。
また、主役のイ・ソンギュンさんは
印象的な低い声がとても素敵な役者さんなので
このおじさん役にピッタリな感じです。
町を一人で歩くシーンが結構あるんですが
この方、歩き方にもちょっと癖があるんですよね
私は「パラサイト 半地下の家族」
を見てはいましたが、
この時の旦那様役が
この俳優さんだったということを
すっかり忘れていて
このドラマを見終わったあとに
再度「パラサイト 半地下の家族」
を見てしまいました
「そうだ、この低い声だった!」と
素敵な低音ボイスに改めて
感激しちゃいました
そしてこのドラマを盛り上げてくれる
もう一つの要因として
ドンフンの兄弟達の存在があります
職も家族も失った兄サンフン
自分の才能に失望した弟ギフン
この男3兄弟の絆も見ものですし、
3兄弟同様、
同じ町に住む仲間達との友情や絆も
欠かせません。
なんだか忘れかけていた
「人ってこんなに温っかいんだな」
という感情や
温かい人と人との繋がりというものを
このドラマは思い出させてくれました
最近の日本のドラマでは
見ることが出来ない
知ることの出来ない
ドラマのような気がします。
そして、このドラマのなかで
一番私が印象に残ったセリフは
おじさんというのを韓国語では「アジョシ」
と言いますが
そのアジョシの魅力が全開になっています。