『学んだ知識は人の役に立つために使う』

このフレーズは、私の所属するNPO法人色彩生涯教育協会(以下、CLE)の理念です。

 

 

女性は家族の太陽のような存在。

元気で華やかな彩りある装いや、楽しい笑顔は周囲をパッと明るく照らします。

色の資格を様々なステージで活かし、社会から感謝をいただける喜びを実感することで、より一層イキイキと輝けるのです。

 

 

色の知識を活かせるステージの一つに、『教育』があります。

 

 

CLEの高田先生の熱い思いと、いつもおっしゃる「1ミリずつの前進」で、最近では各地区の教育現場での活動がどんどん盛んになり…わたしもいつか伝える立場になってみたいと思っていました。

 

 

そして…やっぱり思いは叶う。

実現できました!

 

 

奈良でご活躍中のCLEメンバー亮子ちゃんが、地元の中学校の外部講師として招待され、そのアシスタントとして参加させていただきました。

 

 

色々な職業を通して将来の可能性について学ぶ、中学1年生のための課外授業です。

 

ゲストティーチャーとして、消防士、警察官、栄養士、スポーツトレーナー、ツアーコンダクター、保育士などの講師の方と一緒に、私たちはパーソナルカラーアナリストとして授業を受け持たせていただきました。

 

 

 

事前にどの職業の授業に参加するのかはグループ分けされて、私たちのクラスを選択してくれたのは23名。

そのうち男子が10名も参加してくれたことには、ちょっと驚きました。

 

 

 

講師はCLEの高田先生。

恥ずかしがったり、あまりストレートに感情がでなかったり…多感な時期の中学1年生。

はじめは、緊張もあって固い表情でスタートだった生徒のみなさんも、高田先生の楽しい授業内容と、ユーモアあふれるトークにどんどん引き込まれていきます。

 

 

先生の、人の心をつかむ術、求心力は本当にすごい!

後ろで待機しながら授業を聴いていた私もぐんぐん引き込まれる内容でした。

 

パワーポイントを使って、印象的にパーソナルカラーの歴史をクイズ形式にしたり、第一印象では笑顔が一番大切!12本の歯を見せて笑おう!で、場をなごませます。

 

笑顔は早い者勝ち…、何年後かに面接や人との出会いの場でこのルールを思い出してね…と。

 

 

そして似合う色の違いは、それぞれの個性の違いで、みんなそれぞれにたくさん魅力的なところ、可能性をたくさん持っていることを伝えていきます。

 

授業に付き添われていた中学校の先生へのカラー診断デモンストレーションで、先生の心もわしづかみにされていたのは言うまでもないことでした。

 

 

授業の後半、生徒さんへのカラー診断で私の出番となりました。

恥ずかしがって、鏡の中の自分をまともに見られない生徒さんもいましたが、それぞれに似合う色が違うことも確認しあっていました。

 

 

「こっちの色の方が、かっこよく見える」

 

「この色だと、優しそうにみえるけれど、こっちだとちょっと話しかけにくいかも…」

 

「気分によって、こっちの色をつかえばいいんじゃないかな?」

…と、13歳の素晴らしい意見も出ました。

 

 

 

色に接して、盛り上がってきた生徒のみなさんに高田先生は別の角度から素敵なことを生徒さんに伝えられました。

 

 

競争に勝ったら嬉しい!人より優れている事に価値を感じるのが「社会的自尊感情」。

それに対して、自分に価値がある。自分は自分。人との比較ではなくありのままの自分を肯定するのが、「基本的自尊感情」。

 

学校生活の中では、どうしても人や点数などに比べられがちだけれど、自分のいいところを知って、そして人のいいところも素直に認めることをしていこうね…。

 

 

計算や読み書きに使われる理論的な左脳と、直感やイメージで見たままをほめる右脳、どちらもバランスよく使うことが大切なことなど。

 

 

そして、『夢をもって、あきらめずかなえようとする気持ち』を大切にしてほしいと、締めくくられました。

 

 

13歳の23人、きっとこの日の言葉がどこかで役立つでしょう。

そしてなによりも、この貴重な機会に参加させてもらえたことを、本当に嬉しく思っています。

高田先生、亮子ちゃん、ユッキー、いくちゃんありがとうございました!

 

 

この日の私の経験をいつか必ず、どこかで誰かに、アウトプットしていきたいと思います。

 

 
 
 
 

授業前のミーティングは、大好きな『ICO』さんで。

この日のランチも、絶品でした!