気がつけば、あっという間に9月。

暫く投稿がないことを心配してくださった皆さま、ありがとうございます。父も私も、元気にしています😊

毎年、夏と冬は、いつも穏やかで大人しい父が、妄想モードを頻発するため、たいてい私も、それに巻き込まれることに。暑さや寒さで身体がしんどいと、父の脳は、誤作動をおこすのです。

とりわけ昨年の夏は、「妄想+珍しく超不機嫌モード」の父で(認知症の症状の一つで、感情のコントロールがきかなくなる)私が辟易したため、

さぁさぁ、今年はどう来る⁈と、かなりの覚悟をもって迎えた夏でした。

そうなんですよね。
認知症の症状って、毎年、ちょっとずつ、時に大きく違っていて、予測がつくような、つかないような、なんですよね💧

今年も、7月中旬から始まりだした、父の妄想モード。

去年は、「お金や通帳が入ったカバンをなくした」という妄想だったのが、

今年は、たまに鞄をなくしたことに変わるものの、多くは、「自転車をなくした」「とられた」「自転車屋に修理に預けた」といった妄想の日が多く(父の自転車はあるのに、それとは違う自転車だと言い張ります💧w)

結果、なくした自転車を求めてついにきた!徘徊デビュー✨w  炎天下の中、お出かけになるようになりました。

こうして暑さが厳しくなるごとに、徘徊は、

数日に1回が、

徐々に毎日になり、

そのうち、1日に2回に。

父のポケットにGPSを入れているので、居場所はわかるのですが、なにせ炎天下の中、出かけてしまうので、

庭にいると思ったら、いつのまにか、帽子も被らずいなくなっていて、慌てて帽子と冷たいお茶を持って父を追いかけたり、

自転車をなくしたと、交番へ言いに行ってしまった父を迎えに行ったり、

たまたまGPSを持たせていない隙にいなくなっていて、大慌てで探しに行ったり(徘徊ルートがほぼ決まっていたので、すぐ見つけられました)

とはいえ、これが1日に2回ともなると、え〜い!迎えに行くのはもう面倒だ!自分で帰ってこ〜い!と、GPSを見ながら、様子を見ることに。(炎天下が心配なだけで、大抵は自分で帰ってこれます。健脚なので、歩行距離は往復2km)

が、そんな日に限って、炎天下をうろつく年寄りの様子を心配した地域の方が通報してくださり、これまたお巡りさんの元に迎えに行くことに😆w

迎えに行くのは面倒だったけど、地域の方にも感謝した夏でした。

画像は、8月上旬に、父と、松本大学前のひまわりを見に行った時のもの。


この日も、暑い最中に徘徊に出かけてしまった父を車で拾い、どうせならと、ちょっとだけ廻り道してひまわり畑へ。

ついでに、近くの牛乳工場内にある信州ミルクランド「ほっとミルク」でソフトクリーム🍦も食べさせて、のんびり帰宅。



父に時間はとられるけれど、有り難かったのは、今年は徘徊するようになったものの、終始、機嫌は悪くなく、去年に比べればかなり楽だったこと👍

例年通りなら、このまま涼しくなるごとに、父の妄想も徐々に減っていき、また、いつもの穏やかな父に戻っていきます。

最近は、自転車から、また鞄なくしたに変わってきていますが💧w、徘徊は落ち着きつつあります。

やれやれ、これでまた私も、冬までは、少し油断して過ごせそうです♡