優しいね、良い人だね、って言われるのが嫌でした。

 

無能で、弱い、と言われてる気がして。

 

職場で

「場がなんか和むから、いてくれるだけで良いから!」と言われた時。

「優しいから、仕事頼みやすくて助かる!」と言われた時。

 

「何の役割も期待されてないのか」って落ち込んだり、「弱い、断れないと思って、頼んできてるクセに💢」とムカムカしたり、してました。

 

だけど、最近「優しさ」に対する定義が自分の中で変わったんですよね。

 

「強くないと、他人に優しくできない」って。

 

実家に帰った時に気付く、さりげない家族の優しさ。

困った時に、サッと手を差し伸べてくれる、友人の優しさ。

 

家族も友人も、決して弱々しくて他人にコントロールされる存在ではなく、その優しさで人に力を与えてくれる心の強い人たちなんですよね。

 

私も、その優しさに支えられて、力強く生きることができてる。

 

身近な人の優しさを受け取れるようになって、優しさって弱さじゃないよな、って感じるようになってきて。

 

昔、自分を変えたくて、誰かに何とかして欲しいと思って、いろんなセミナーとか受けてた時。


どこかで、人から下に見られている、コントロールされている気がする、搾取されそうな気がする。


そんな恐れをいつもどこかで感じてました。

 

それも、


自分の優しさ=無能さ、弱さ


だと思ってたから。

 

だけど、自分の内面と向き合って、心が整っていくと、先入観で恐れを感じることがなくなってくるんです。

 

自分のことがわかって、大切にできてるから。

もし実際下に見られたり、コントロールされそうになったりしたら、ただ離れれば良い。

離れることができるって、信じられる。

 

弱い自分もいていいんです。

 

だけど、


優しさって、本当は整っていて柔軟な心、しなやかで折れない強い心から生まれてるんじゃないかなっ、


て感じるんですよね。

 

自分のことを優しい=弱い、って感じてる人がいたら、その設定を見直してみると、


見えてなかった自分の強さ


に気付けるかもしれません。