やっとクラブチームの試合が再開しました

 

カラバオカップでリバプール戦見てたら何だかアンフィールド思い出したので書きますね

 

 

私は今はマンチェスターシティですが、ちょっとだけジェラードも好きでした。

英語の自伝もちょっと読みました。

 

ジェラードが尻もちついて優勝できなくなった時と引退セレモニーではそれはそれは泣きました。

 

おかげでシティが優勝できたし、その時はリバプールみたいな老舗クラブがプレミアで優勝することってもうないんじゃないかなって思ってました。

 

その後優勝もしたし、チャンピオンズリーグもとりましたけど。

 

 

そういえばイスタンブールの奇跡って何度見ても感動ですよね。

 

 

そんな訳でエティハドで試合みた翌日にちょうどアンフィールドで試合があったので折角だからと見に行きました。

 

リバプールのチケットはシーズンチケットの列にエントリーすることもできない状態ですが、食事つきとかのチケットなら結構取れます。

 

私はゲストハウスでの食事付きチケットで日本円で1万5千くらいだった記憶です。

観光客向けの席なので座席も割とフィールドに近くて周りも世界中から来たリバプールファンが多かったです。

アラブ系のとか中華系とか家族で見に来てました。

 

あとこれどこの国ででも思うんですが、おばあちゃん同士がお友達同士でサッカー観戦にきているのが本当に多いんですよね。

おじさん同士は勿論多いけど、おばあちゃん同士ってこれって日本との文化の違いだなーっていつも思います。

 

 

折角なので少し早くいってリバプール大聖堂だけ観光しました。

 

マンチェスターピカデリー駅がエティハドの最寄り駅なんですが、そこから1~2時間くらいだった気がします。

リバプールライムストリートがアンフィールドの最寄り駅です。

 

最寄り駅近くになっていくにつれて、リバプールのユニーホームを来た乗客が多くなっていくのも、これもまたどこのスタジアムへ行っても良いシーンですよね。

 

駅に到着すると、マンチェスターよりも寒くって凄い強い風も吹いてて、おまけにみぞれ交じりの雨も降ってて本当に寒くて

 

 

 

ジェラードがリバプールは強い風と雨でその中をバスと歩きで練習に行ってて、それは本当に辛かったって言ってたけど本当にその通りなんです。

 

 

 

つけていたマフラーと眼鏡も風で飛ばされてしまいました。

 

これ本当なんです。

 

リバプール大聖堂はそれほど規模が大きくはないけどステンドガラスがとてもきれいでした。

神父さんみたいな方が近づいてきて施設の説明してくれたけど、よくわかりませんでした。

 

ですが、ここが戦争の墓地だよみたいなところでは毎年プレミアリーグで見るリメンバランスデイを思い出してちょっと涙しました。

 

さて、駅に戻りアンフィールド行きの手段を探そうとしましたところ、2ポンドで相乗りで連れて行くよと言う人に声を掛けられ、4人くらいになったら出発しました。

 

タクシーというより普通の人のバイトみたいな感じで訛りも凄くて、最初は2ポンドが聞き取れなくて、チューパウンズが何たらかんたらって言っててそこですでに苦労しました。

 

アンフィールドに着くとチケットと共に送られてきていた食事をするゲストハウスに向かいます。

スタジアムからはそんなに近くもなくて森の裏みたいな場所の白いレストランです。

建物はゴシック建築様式なとても素敵な建物です。

 

中に入ると、リバプールの人っぽい感じの気さくなお姉さんがアテンドしてくれて、一通り料理やシステムの説明を受けます。

 

私は一人で行ったのですが、勿論家族連れや友人連れもいますし、お一人様もいるので誰でも楽しめると思います。(料理以外は)

 

軽い前菜から始まり、メインはお肉料理でした。

イギリスでレストランに入って時はよく思うのですが、ここでもやはり「味付けしないで塩と胡椒だけでいいよ・・・」みたいな味でした。

 

これも文化なので仕方ないです。

何とか食べ終わりデザートにケーキとコーヒーを飲んだらやっと観戦です。

 

ウエルカムドリンクはオレンジジュースでケーキとコーヒーは普通です。

 

無事にアンフィールドに入場しまして、でもやはり日本人が珍しいのかチラチラ見てきます。

本当に地元のお客さんが多くて、これでは普通に販売するチケットなんてないよなって本当に思いました。

 

スタンド裏で売っているグッズなど見ているうちに時間はあっという間に試合開始に近づきました。

 

本場のyou never walk aloneを聞くと本当に涙がで止まりません。

 

周りの観客もみんな泣いていました。

 

 

世界中には沢山のサッカーファンがいますが、リバプールが好きな人って多いですよね。好きでなくとも嫌いじゃっていうか、まあ普通の人は普通に好きですよね。

 

 

一生に一度くらいはアンフィールドに行ってみたいですよね。

 

 

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、もう帰る時間です。

 

来たときは最初にゲストハウスに連れて行ってもらったので、帰り方がよくわからなくてとにかく大勢の人が歩いていく方向についていきました。

 

やはり地元の人が多かったみたいで、人々はだんだんと家路についてしまい、とうとう私一人になってしまいました。

リバプールライムストリート駅はスタジアムから2キロ位らしいから歩いても帰れるかなって思っていましたが甘かったです。

 

郊外の住宅地みたいなところに一人になってしまい、人通りも全くなく近くの商店みたいな所に入って道を聞いたんですが、地図もなくって全然わかりませんでした。

 

店をでて、途方に暮れて歩いていると何と若いカップルが歩いていて、事情を話したら、駅からは遠いしここからはタクシーを呼ぶようにと言われたんですが、私の当時の携帯はまだ海外での通信が不可でした。

 

 

そしたらそのカップルがタクシーを呼んでくれて、夜も遅い日曜日のせいか、(日本は日曜日も働いていますが)何社も断られて、4社くらいでやっとタクシーが来てくれることになりました。

 

 

もうすぐタクシーが来るので絶対にここから動かないようにと言われ、カップルは去っていきました。

二度と会うことのないカップルでしょうがこのご恩を忘れることはないでしょう。

 

数分後、無事にタクシーにのって相変わらずリバプールライムストリートすら通じなかったので、来た時の鉄道チケットをみせて何とか駅につき無事に帰れました。

 

私は英語が出来ないので、大体きちんとした会話は出来ませんが、サッカーの話だけは何故か通じます。

不思議です。

 

そして今回みたいなことは実は結構あって、カップルにもタクシーの運転手さんにも日本からリバプールを見に来たと説明すると皆さん親切にしてくれます。

 

私も例えば浦和レッズを見に来て道に迷ったという外人がいたら親切にしたいと思うのです。

 

今回は食事つきのチケットですが、1万5千円くらいだったらそんなに高くないと思います。

食事とアンフィールドでの観戦つきですからね。

 

安いくらいですよね。

埼スタも自由席で3000円位はしますものね。