①【親指姫】愛がわかるもの【誰を】 | 童話と道徳と精神と行為

童話と道徳と精神と行為

命は一個 人生は一回 命を守るのは真心
だから大切ね「真心」





親指姫

のお話 知ってる?

お花から産まれたちっさな女の子のお話し


親指姫は 「赤ちゃんが欲しい」という
女の人の夢と希望が呼び寄せた 存在

お花の中に現れて
咲き誇るなか 産まれたのよ

そのお花は チュウリップ🌷
赤色と黄色い色のチュウリップ🌷

女の人が「綺麗なお花」とキスをしたら
花弁が開いて 女の子が…入ってたのよ


とても 元気で好奇心も強い女の子
歌が上手くて 可愛らしいお声の持ち主

真っ赤な薔薇の花弁を纏って眠っていたら
現れた

年寄りのヒキガエル

「息子の嫁にもらおう」

とね
連れ去るの

拐われた親指姫は  初めて外の世界を見るのよ!

ヒキガエルのお嫁さんになんてなりたくない

泣いていると 魚たちが助けてくれた

それから
白い蝶々
黄金虫
野鼠のおばさん
金持土竜


そして
美しい ツバメ


このお話を読んでいたの
考え及ぶところ あるのよ

親指姫が お嫁さんになったのは
美しい花の妖精の王様だけどね


私が「親指姫だったら」

ツバメさんを愛するの
花の王様は選ばない


何故だかわかる?


楽しくて美しい世界のお姫様を
生きたいんじゃなもの…

親指姫は ツバメと過ごしたの
愛しいを感じたの

情けを知ってるの

初めの年は 情けを手放せなくて
恐ろしの糸を編むのよ

自分の花嫁衣装を作るために

誰の意図の思惑に からめられたのか
書いてあるの


このお話ね


自分の様を見せられるのよ


情けも

親指姫は ツバメに運ばれて
美しい世界の住人を選ぶのだけどね

思うのよ


本当に愛しいと思う人は
一人よ

ツバメと過ごして 慈しんだ
育んだ 愛情を
思い出さないわけないもの…

親指姫はね
飛び去るツバメを見て思ったのよ



そうよ
わかるのよ

このお話をしっかりと読み解くと
人間の様が観える


みえる