(3)ツインレイ編・童話と道徳と精神と行為 [ 人魚姫 ] 拾われ者・玩具 | 童話と道徳と精神と行為

童話と道徳と精神と行為

命は一個 人生は一回 命を守るのは真心
だから大切ね「真心」






人魚姫は王子様の玩具でした

王子様はそんな風には微塵も思ってなかったかもしれない
自分の行為の動機を 観ていないから
出来たんだわ!

残酷と思うのよ
違う?

ツインレイ神話をとってして言うだけじゃないの
どんな関係をとってみても
同じ

何方かが 犠牲を伴うこといけないと思うのよ

本当に愛し合うことの中に 自己犠牲なんて
あってはならないもの

王子様は 人魚姫の本当の想いなんて 知らなかった
裸で何も持たず 声もない
困っている人を助けただけ

優しく 底なく可愛がる

いい人よ!

私はね
この 無邪気な王子様の姿にあれを観るの

偽善者

私がこの世を生きる人の様で 悪行行う人よりも
嫌う者よ

悪行行う者は 正面から否定出来る
駄目なものはダメと言える

偽善は タチが悪い
邪気のない所を 責めきること出来ないもの

今はね
そう 本人に言うけどね
貴方は偽善者よ!って言うけどね

偽善はそれを偽善と気づかない

それが証拠に 王子様はこんなことを言った

「可愛い拾い娘!お前なら理解るだろう?私がどんなに今喜んでいるか!愛しい人と一緒になれる!お前も喜んでくれるよな!何せお前は私の幸せが喜びなのだから!そうであろう?」

残酷よね…

隣の国のお姫様が あの日自分を助けてくれた
愛しい人だと わかった日
その方と 結婚することが決まった時

人魚姫に 喜べと言ったのよ!

ツインレイの語り部の中にはね
こうあるの

愛する人の全てを受け入れて自分の喜びにしなさい
愛しているのなら 出来るはず!
それが 無我無償の愛なのよ!

どんなことが起きようが
無条件で愛しなさい

愛しい人の幸せを 望みなさい
たとえどれだけ 苦しくても

それが 愛です

それが本物なら  愛は残酷なものよ

そんなの 私は認めない!
間違ってる!

王子様は 馬鹿なのよ
考える力がないのよ
お相手の心を慮る 配慮がないの

幼稚なの

人魚姫の想いを慮ることしていたら
自分に置き換えて考えること出来たら

そんなことを言えるはずないもの…

それがどれだけ 人を傷つけてしまうことか
考えたら解るはずだもの

解らないから 簡単に発言したのよ

考えることのしない人
できない人のことを

馬鹿と言うのよ

そして
人魚姫も愚か
今の今まで 何をしてきたのかしら?

そこが  考えてみないといけないところよね

無我無償の愛を考える前に
無条件とはどのようなことを指しているのかを
知る前に

そこを観なくちゃいけない…

そうしないとね
いつまでもいつまでも

お姫様は玩具 おもちゃを生きるのでした
そして
王子様は玩具で遊ぶのでした

意味わかる?
王子様は玩具を手放さないのよ

ツインレイのお話を見聞きしてるとね
あったの

今は まだ言わない
ツインレイツインレイって 焦がれているとね

まだ 言わないでおくんだった!

うん
また  今度!

ま 考えたらね
言わないまでも わかると思うけどね…



アンデルセン童話集1・・人魚姫