火と水と草と花 | 童話と道徳と精神と行為

童話と道徳と精神と行為

命は一個 人生は一回 命を守るのは真心
だから大切ね「真心」

本当に
生きていくための
生活を送ることに
あれもこれもは要らないの

火と水と草と花

があれば良いのよ


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都会に暮らしている時は
そんなこと気にも止めなかったのだけど

田舎に暮らすようになってから

火と水と草木との関わりが
うんと変わった

田舎故  生活の場の環境が全然違った

家の前には 広めの敷地があって
そこで 火をたいては  調理をしたりするの

大鍋にお水をたっぷり入れて
秋には  渋柿やら  赤芋やらを 軽く湯がいて
ちょうど良い大きさに切ったら
干したりする

干し柿  干し芋  本当に美味しい

私はね
干している その姿が 好きで
ぼんやり眺めている時 本当に幸せを感じるの

実家ではね
お水は すぐ近くの川の下
地下水を組み上げたものを 使ってる

火を使う時は 山から薪を用意して
それを使う

火を点けるのは 簡単じゃない
ちょっと工夫がいる

元の火 を用意したら それを大きな火にするために   薪を使う

その薪を用意するのに  何日もかかる
薪割りもコツがいる

全部揃ったら  やっと火が使えるようになるの

でもね
それらだけじゃ 火は起こせない

風が必要

風は用意できないの
なのでね  自然に任すしかないのよね

で、自然に任せっきりだと上手くいかない
ちゃんと 見て 調節するのが  人の手

それから
人は水を沸かせないから  手間と自然と人の手で用意した  丁度良い火加減の火に 沸かしてもらうの

お湯が沸いたら
柿やらお芋を 湯がくのだけど
これも 人の手で用意できない

柿やお芋は 自然が用意する
人はお世話をするだけ

準備が出来た 柿やお芋の皮をむくのは 人の手
それを 湯がくのも 人の手
良いあんばいを推し量って お湯から引き上げるのも
人の手で  する

そうして 準備出来たら 
あとは 風に任せる

風が 柿やお芋を 干してくれる

少し 時期を待てば  美味しくいただけるようになるのよ


凄いと思う

自然と人と一緒に生きてるんだもの

人は  火と水と草木と一緒に生きてるってことだわ

火を上手く使うこと
水を大切に使うこと
草木の植物の命を 頂くこと  使わせて頂くこと
謙虚に真摯に愛を持って 使わせて頂くこと

そうすれば  人はその手で いくらでも
嬉しい を手にできるんだわ

どうやって使わせて貰うのかは
年寄りさんに教われば良い

その繰り返し繰り返し
そうやって  人間は命を繋いできたのよね

生きることって 自然なんだわ

本当には必要ないものばかりに 目を向けてる
そんな事していると  わからなくなる

勿体無いと思う

手間も 見逃すこと 勿体無い
そんなのつまらない…と思う


「花は食えん」 って  言った人がいたけれど

食べることだけじゃ  それもつまらないし
勿体無いと思うの

お花は 心を満たしてくれるもの

そこかしこに  その時が来たら 必ず咲いてる
そして 種をつける

また  頂き物の美味しいもの くれるのよ

自然は 人を生かしてくれてる

ありがたいこと

それからね
薪に火が絡む姿を見ていると  落ち着くのよ
こっそり お芋やお魚を放り込んでおけば
美味しく食べられる

調味料なんて 何一つ要らないくらい
美味しい(*^^*)

贅沢を言えば  お塩かな
それでさえ  風が手伝ってくれて 手に入るのよね

宇宙なんだわ

太陽も地球もお月様も  全部揃っているからこそ
人は人を生きられるんだもの


季節のめぐりも全て 無駄なものは何ひとつないのよ


人も 無くても良いものに囚われないで
生きていたら いいのに…

そうしたらいいのに…



今はね
実家を出て アパート暮らしだから
ちょっと 寂しい

大好きな人たちと一緒に そんな暮らしも
してみたいな…