綿密に計画し、それを極力台本通りに遂行する。
これが俺の中では美学だと思っている。
かといって、必ずしも筋書き通りに行くわけもなく所々ハプニングが起きる。
これに対しての対処も重要かつ美学のうちだと思っているが、「曖昧な物事」が台本に食い込んで来た場合の対処に関してはどうにもこうにもウマイ対処ができない。
例えば、曲を演奏するのに直前で「この部分をこうしよう!」という意見があったとする。
これならば曲の中で収まるし曖昧な物事ではないので問題ないのだが、困るのは「枠の中に収まる可能性が50%以下の物事」だ。
例えば、予定が11時からあったとしよう。
全く別の用事をその前に提案された時にはたまったもんじゃない。
何故ならその別の用事の内容にもよるが、必ずしも時間通りにいかない可能性が高い用事だったら…
11時に間に合わない可能性が50%以上だったら…
そう考えた時に俺の小さな脳みそをフルに動かして様々な予定進路を描く。
最悪の場合も考え、備えるのだがいかんせん危険度の高い事なので個人的には嫌だ。
俺を試してるかのように毎回ぶっこんで来るのがウチの嫁だ。
明日はライヴだってのに朝用事を頼まれたのだ!
しかも買い物2軒!
いや無理だ!10時から開く店を2軒も回って家に帰ってくるとか不可能に近い。
スムーズに行けば30分足らずなのだが、今までスムーズにいった事は一度も無い。
俺があからさまに顔に出して嫌々帰ってくるパターンが目に見える。
ライヴの度にこれで、もめる。
ほぼ毎回喧嘩状態。
どうにか穏便に済ます方法はないもんか…
そして直前で予定ぶっこむ嫁、どうにかならんもんか…